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〜Prologue−−次世代への序曲−−

福島工業高等専門学校
機械工学科5年  佐野 成人

 今、福島高専のキャンパス内は、きたるべき11月11日に、不安と希望を抱き、新入生から5年生まで、全学年挙げてそれぞれの役割を果たすべく、忙しい日々を送っています。
 11月11日は、本校12回目の“高専祭”であります。本校は、全国高専の中の一期校にあたり、2年後の平成4年に創立30周年を迎えることになります。そこで今までなら、ほぼ3年間隔で実施されていた高専祭が、2年という異例の速さで(前回昭和63年度開催)開催されるということになり、キャンパス内はかなり動揺しています。本来、入学年のいたずらで、我々5年生は、一度しか体験できなかったはずの高専祭が、二度体験できるという事で、嬉しさも一入です。
 クラス一丸(!?)となって、大成功であったと自負している2年前を妨佛させるような勢いで、放課後も自らの時間の犠牲も厭わず、今高専祭を成功させようと頑張っています。
 タイトルは学生から公募し、多数の応募が有りました。その結果この表題にもある“〜Prologue”に決まりました。「今回の第12回高専祭が、次の“創立30周年祭”への序曲」という意味で、しかし、我々にとっては、その意味だけではなく“これからの時代への序曲”という別の意味も含まれた高専祭にし、かつそれを成功させたいと願っています。
 この「ComPass」が発刊され、読者がこのぺ一ジを読む頃に、自ずと結果は・・・・・。


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