RC269
1. 分科会名称 | 『次世代高効率圧縮着火エンジン構築に関する研究分科会』 |
2. 主査名 | 小川 英之 (北海道大学) |
3. 設置期間 | 2015年4月~2017年3月(2年間) |
4. 活動目的・内容 | 高機能化した最新技術を念頭に置き,次世代の高効率圧縮着火エンジンの構築に資する新たなコンセプト創出を主眼とする. |
5. 期待される研究成果 | 昨今のディーゼルエンジンでは,高過給,高EGR,高機能燃料噴射技術,低温燃焼などが導入されており,エンジンの運転条件,エンジンの用途や使用燃料,あるいは排気後処理技術によっても最適となる燃焼方式の組み合わせが多岐に渡っている.その一方で,現状のエンジン諸元からの運転領域に対する制約条件も次第に増加しており,機能要素技術のめざましい発展に対してエンジンの基本的原則の把握が置き去りになっているとも考えられる. 本研究分科会では, 10年後を見据えた次世代の高効率圧縮着火エンジン構築のために,上述の最新技術を踏まえた新たなコンセプトを創出するだけでなく,その成果を小型から大型までの幅広い実用機関のシステム設計に適用するために,各課題の相似則的な考え方(基本的原則に基づくモデル化)についても併せて纏める予定である. |
6. 参加負担金 | 50万円(年間)×2年 |
7. 問合せ先 | 小川 英之 北海道大学大学院工学研究院,教授 (主査) TEL: 011-706-6434, FAX: 011-706-6383,e-mail: h-ogawa@eng.hokudai.ac.jp 住所: 〒060-8628 札幌市北区北13条西8丁目 |