一般社団法人 The Japan Society of Mechanical Engineers

メニュー

RC199

 

1. 分科会名称 (社)日本機械学会 研究開発事業部
『非定常・不安定流動の系統的モデル化と対策研究分科会』
2. 主査名 速水 洋(九州大学)
3. 設置期間 2002年4月 ~ 2004年3月(2年間)
4. 活動目的・内容  エネルギーの輸送伝達のほとんどは流体を介して行われます。その際に発生する、はく離、失速、サージ、騒音、過渡応答などの基本的な非定常・不安定現象についての解明と克服法の確立が強く望まれています。
 とりわけ、騒音低減法の確立、 はく離非定常流れや噴流の特性診断、ターボ機械の井定常・不安定現象の系統的理解とモデル化、および、それらの設計への応用技術の確立は、現実的問題として緊急かつ強力に求められています。RC-178 研究分科会「非定常・不安定流動の制御・省エネ実用化研究分科会」(2000 年4月~2002 年3月、主査 速水 洋)では、これらの諸問題に対応すべく、三つのプロジェクト(1. 「騒音低減」法の確立と設計への 応用、2. 「はく離非定常流れ」と「噴流」の渦流れ特性診断と対策、3.ターボ機械の「不安定現象」の総合的理解と「不安定特性の抑制」対策) を設置し、活動を実践しました。
 本RC-199 研究分科会は、上記RC-l78研究分科会の成果を基に、それらのプロジェクト活動をさらに継続させ、具体的な研究成果を設計への応用技術に発展させることを基本的な目的に、RC-l78研究分科会の後継分科会として、2002 年4月に発足しました。
 具体的には、各現象の総合的な理解を確立し、これらの系統的モデル化( 標準化 )を行い、Q&Aを含めた「課題解決技術検討会議」を開催しながら設計技術への応用を図ることです。
 さらには、これらの成果をデータベースとしてまとめ現場に役立つ 実用豆辞典化を図ること等を目的としました。
5. 参加負担金(年間) 30万円
6. 問合せ先 分科会幹事 田中 和博(九州工業大学)
E-mail : kazuhiro@mse.kyutech.ac.jp