目次
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ビルディング・ブロック・アプローチとは,航空機や自動車など複雑かつ高い安全性が求められる製品に複合材料を適用するための設計開発プロセスの概念の一つ. まず,実機構造を頂点とし,部分構造,構造要素,それらを構成する材料,というように工業製品の構造を階層的に捉える.次に,製品全体の安全性を保証できるように,材料クーポンレベルの試験から順に試験を実施することで,データを順次積み上げていく手法である.これにより,大規模な実機構造での試験回数を減らすことが可能となるから,時間的・金銭的にコスト削減につながる.