流れ 2003年12月号 目次

― 特集:動力飛行百周年 ―

1. 鳥のような飛行を目指して - 航空新100年へ向けた空力弾性の新たな挑戦 -
  松下 洸(福井大学)

2. ロケットポンプ内部に発生する極低温流体中のキャビテーション現象
  上條 謙二郎,徳増 崇(東北大学流体科学研) 共著

5. ニューズレター12月号編集後記
  担当:村井祐一(北海道大学),河合理文(石川島播磨重工),川口寿裕(大阪大学)

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ニューズレター12月号編集後記

 だれでも知っている「ライト兄弟」ですが,あらためて詳細を確認しておきましょう.
 「1903年12月17日の木曜日午前10時30分,兄弟の要請で集まった5人の立会人が到着してから,人類初の飛行が開始された.見物人はこの5人の立会人とひとりの少年の計6人であった.弟のオービルが操縦して,10時35分に毎秒9から10メートルの風にさからって離陸し,12秒間に36メートル飛行した」(佐貫亦男『飛行機の本』より).
 それ以来(たったの)100年,航空機,ロケットの大きな発展はここで述べるまでもありません.また新聞や一般誌,放送などでも特集が組まれるものと思います.
 このニューズレターでは,歴史を振り返ることから離れて,空を飛ぶことにまつわる技術の最先端,および100年のうち60年間の長きにわたって趣味として飛行機を作って来た方の寄稿をまとめました.お楽しみいただけたでしょうか.執筆者の方々には厚くお礼申し上げます.
 次の100年も,機械技術者にとって空を飛ぶことはフロンティアであり続けることでしょう.

 

 

12月号担当者:
村井 祐一(北海道大学)
河合 理文(石川島播磨重工)
川口 寿裕(大阪大学)

 

 

 

最終更新日2003.12.07