日本機械学会三浦賞

日本では、大学学生数は従前に比べると、大学学部から工学系大学院進学者数が飛躍的に増大して来ましたが、大学・大学院における研究活動を行って来た大学院生に対する顕賞が整備されて来たとは言えません。そのため、工学とりわけ機械工学および機械システムに関連する、国内の大学院修士課程乃至は博士前期課程の優秀修了者を表彰することにより、日本のこれからの機械工学・機械工業を担う人材の活性化と機械分野のリーディング学会であり多数の学生会員数を擁する日本機械学会が、この社会的役割を担うことが必要であると考えました。
2004年度より本会特別員（法人会員）である三浦工業株式会社は、この趣旨に賛同し本会への寄付金提供による顕彰実施提案をされ、これに基づき本会は、「日本機械学会三浦賞」を設けることにより、この分野で将来を期待される若者の顕賞を通して、ものづくり日本の人材面での育成強化の一助を担うことになりました。
今回この日本機械学会三浦賞を受賞されたみなさんは、日本国内の大学院機械工学系の当該年度修了者で、人格、学業ともに最も優秀であると認められた方々です。

2023年度（令和5年）の受賞者は220名を数え、下記の諸君が受賞されました。

第1回より受賞者数は総計3,853名に達しております。