2022年度「機械の日」記念講演/2022年度機械遺産認定式
参加費無料 現地会場・オンライン開催 併用
日時 2022年8月7日(日)13:00~16:00
現地会場 早稲田大学121号館(東京メトロ東西線 早稲田駅徒歩3分)
オンライン視聴方法 Youtube配信(当日こちらからライブ配信致します)
対象 中学生以上
※現地会場に参加される方は事前にこちらよりご登録をお願いいたします。
プログラム
13:00~ 会長挨拶 加藤 千幸(東京大学)・実行委員長挨拶 宮川 和芳(早稲田大学)
13:15~ 2022年度機械遺産認定式
13:45~16:00 記念講演
『機械工学の将来』 三菱重工業(株) 常務CTO 伊藤 栄作 氏
—社会インフラや安全・安心な社会は、極低温や超高温など過酷な状態でも確実に動く「複雑で精緻な機械」で支えられています。豊かでサステナブルな社会において、このミッションクリティカルを実現するためには、信頼性が高く、高度なデジタル技術を使い、機械を「かしこく・つなぐ」ことが重要です。本講演では、カーボンニュートラル等の社会環境の変化を見据えた将来の機械工学の展望を、三菱重工業の取組みを交えて紹介します。
『スマートロボットが活躍する未来社会』 早稲田大学 理工学術院長 教授 菅野 重樹 氏
—AIと機械技術の進歩により、人と協調できるスマートロボットの実用化が現実味を帯びてきました。スマートロボットの登場により、我々の生活、福祉・医療、産業はどのように変わるのでしょうか。この講演では、スマートロボットに必要となるAIと機械技術について紹介しつつ、スマートロボットと人との共存について考えます。
『未来の航空宇宙機 〜極超音速機からドローンまで〜』
早稲田大学 理工学術院基幹理工学部 教授 佐藤哲也 氏
—将来の宇宙機(ロケット)はどのような形態になるのか?マッハ5以上で飛行する極超音速航空機(写真)は、実現するのか?など、航空宇宙機の用途や特徴、エンジンの種類、最先端の技術を説明いたします。また、現在、JAXAと大学で連携して行っているプロジェクト研究について、紹介いたします。
極超音速航空機概念図(JAXA提供)
同時開催 第20回「流れの夢コンテスト」
第12回 2022年度「機械の日・機械週間」絵画コンテスト優秀作品紹介
機械の日・機械週間とは
“機械”の意義や役割を広く社会と共に考え、人間と機械のふさわしい関係を模索するため、産官学の関係各方面と協力して、記念日と記念週間を制定して各種の事業を企画開催することにし、七夕の中暦にあたる8月7日を「機械の日」、8月1~7日を「機械週間」(メカウィーク)としました。七夕は、技巧上達を祈念する中国の「乞巧奠」(きっこうでん)に由来し、奈良時代にわが国に伝来しました。「たなばた」の読みは、この日に神に捧げる御衣を「棚機(タナバタ)」という当時の織機で織り上げたことから生じたとされています。
問合せ先:日本機械学会「機械の日」係/E-mail: kikainohi@jsme.or.jp