2021年度「機械の日」記念講演 “命を守る機械”
オンライン開催・参加費 無料
日時 2021年8月7日(土)13:30~15:30
閲覧方法 Youtube配信/当日 https://youtu.be/i2tXplsdHE4にアクセスして下さい。
対象 高校生・社会人一般
プログラム 実行委員長挨拶 須田 義大(東京大学)
『臓器をつかむ力がドクターに伝わる!外科手術支援ロボット』
リバーフィールド(株) 川嶋 健嗣 氏
—術者が操作するマスタデバイスとそれに追従して患者側で動作するフォロワーロボットから構成される、低侵襲な外科手術支援ロボットを紹介します。
体内の鉗子先端で臓器をつかんだ力を空気圧駆動の柔らかさを用いて推定し、術者に反力として伝える機能を特徴とし、大学発ベンチャーからの実用化を目指しています。
[司会 高橋裕一(三浦工業)]
『最後の砦としてのECMOと人工心臓』
国立循環器病研究センター 築谷 朋典 氏
ーーー新型コロナウイルスによる重症肺炎、心臓のポンプ機能が失われる重症心不全の治療では、肺や心臓の機能を代替する機械が用いられ患者様の救命に役立てられています。本講演では最先端の人工心臓や人工肺の仕組みをわかりやすく紹介します。
[司会 伊賀由佳(東北大学)]
(画像提供:日本人工臓器学会)
『感染症対策で活躍する次世代分散型水システム』
WOTA(株) 西尾 学 氏
ーーー近年の激甚化災害の増加やコロナ禍によって、衛生のあり方の見直しが進んでいます。水循環型技術を用いて大きな社会問題解決に取り組んでいるスタートアップ企業『WOTA』の技術について紹介します。
『絵画コンテスト優秀作品紹介』
2021年度「機械の日・機械週間」絵画コンテストの優秀賞3件・佳作6件を紹介します。
機械の日・機械週間とは
“機械”の意義や役割を広く社会と共に考え、人間と機械のふさわしい関係を模索するため、産官学の関係各方面と協力して、記念日と記念週間を制定して各種の事業を企画開催することにし、七夕の中暦にあたる8月7日を「機械の日」、8月1~7日を「機械週間」(メカウィーク)としました。七夕は、技巧上達を祈念する中国の「乞巧奠」(きっこうでん)に由来し、奈良時代にわが国に伝来しました。「たなばた」の読みは、この日に神に捧げる御衣を「棚機(タナバタ)」という当時の織機で織り上げたことから生じたとされています。
問合せ先:日本機械学会「機械の日」係/E-mail: kikainohi@jsme.or.jp