2019年度「機械の日」記念イベント “スポーツに貢献する機械工学”
参加費無料・事前登録不要
(同時開催のジュニア体験教室・見学会は一部有料・事前登録が必要です)
東京オリンピック・パラリンピック開催の前年にあたる本年は、一般市民の関心の高いスポーツに着目し、機械工学が競技の勝敗や判定などにも深く関わっていることを知ってもらうことで今までとは違った目でスポーツ観戦していただけることを期待しています。
また、ものづくりの面白さを知ってもらう体験教室や既に実装されているエネルギー供給システムの見学、また大学での機械工学研究活動の最前線を知ってもらうことで機械工学をより身近に感じていただきたいと思います。
日にち 2019年8月7日(水)
場所 豊洲IHIビル
対象 小学生・中学生・高校生・大学生・社会人
プログラム
14:00-15:00 記念講演「テクノロジーでスポーツに革命を!」
富士通(株) 藤原 英則
15:15-16:15 記念講演「キーパーを惑わすサッカー無回転フリーキックの仕組みと蹴り方」
筑波大学 浅井 武
17:30-19:00 「車いすバスケットボールを体感しよう!」元パラリンピアンと工学研究者が 勝つための車いす設計を 熱く語る!エキシビションマッチ(3 by 3)/体験会/見どころ・ルール解説
<日本車いすバスケットボール連盟 後援>
同時開催イベント(各イベントページからお申込み下さい・詳細は準備中)
ジュニア体験教室は有料・要事前登録/ラボツアー・TESCO施設見学は要事前登録(無料) 10:30-15:30 ジュニア体験教室1 ロボットセミナー「4足歩行ロボットビートル」@芝浦工業大学豊洲キャンパス 10:00-17:00 ジュニア体験教室2 「親子ロボットスカベンジャー工作教室」@豊洲IHIビル 11:00~・12:30~「芝浦工業大学ラボツアー」@芝浦工業大学豊洲キャンパス 15:00~・15:45~・16:30~「TESCO(豊洲エネルギーサービス株式会社)施設見学」@豊洲IHIビル 10:20-10:30 「絵画コンテスト表彰式」@芝浦工業大学豊洲キャンパス 16:30-17:15 「機械遺産認定式」@豊洲IHIビル |
問合せ先:日本機械学会「機械の日」係/電話03-4335-7622/E-mail: kikainohi@jsme.or.jp
(当日緊急連絡先:090-1426-9565)
記念講演
「テクノロジーでスポーツに革命を!」
富士通(株) 藤原 英則
富士通は体操競技や新体操などの競技を統括する国際団体である国際体操連盟(本部:スイス ローザンヌ)と、より公平かつ正確でリアルタイムな採点支援の実現を目指し、共同で3Dセンシング/AIによる体操プロジェクトを推進しています。富士通独自の技術である、選手の動きを3次元でとらえるレーザーセンサー技術、センシングしたデータから骨格の動きを推定し数値化するデータ処理技術、およびそれを映像化する技術を活用し、「する」「観る」「支える」の観点からスポーツの新たな世界の実現を目指しています。本講演ではその取組の状況をご紹介します。
記念講演
「キーパーを惑わすサッカー無回転フリーキックの仕組みと蹴り方」
筑波大学 浅井 武
サッカーワールドカップやオリンピックでみられるような、世界トッププレイヤーの高度なテクニックは、どのように生み出されるのでしょうか。あらゆるテクニックには、それを成立させる仕組みがあります。ここでは、サッカーフリーキックに焦点を当て、曲がって落ちるシュートや“ブレ玉”と呼ばれる無回転シュートの秘密を、科学の視点から解き明かします。また、その仕組みを基に、誰でも簡単に無回転シュートが蹴れる方法を紹介します。
(提供写真 : Photo coordinate by AFLO)
「車いすバスケットボールを体感しよう!」
元パラリンピアンと工学研究者が 勝つための車いす設計を 熱く語る!
エキシビションマッチ(3 by 3)/体験会/見どころ・ルール解説
講師:三宅 克己(日本車いすバスケットボール連盟・元パラリンピアン)
講師:上村 知佳(日本車いすバスケットボール連盟・元パラリンピアン)
エキシビションマッチ:千葉ホークス
講師:禰屋 光男(びわこ成蹊スポーツ大学)
講師:塩野谷 明(長岡技術科学大学)
コーディネーター:丸山 剛生(東京工業大学)
<日本車いすバスケットボール連盟 後援>
車椅子バスケットボールは、コートの大きさ、ゴールの高さ、ボールの大きさなどは、一般のバスケットボールと同じ、ルールもほとんど変わりませんが、選手全員が車椅子に乗ってプレーするため、その迫力は段違いです。東京2020パラリンピックの前に、現役選手のプレーを間近で見られるチャンスです!会場で、その迫力を体感して、応援しましょう!https://tokyo2020.org/jp/games/sport/paralympic/wheelchair-basketball/
○選手・車椅子メーカー技術者・工学研究者による対談
○エキシビションマッチ(3 by 3)
○見どころ・ルール解説
○質問コーナー
○体験会(当日13時~ 会場総合案内にて受付いたします・先着50名)
※原則、立見となります。
※お身体の不自由な方のために「優先スペース(若干数)」を用意します。(予定)
・激しいプレーが予想されます。観覧の際には安全に十分ご注意ください。
・駐車場はございません。徒歩・公共交通機関でご来場ください。
機械の日・機械週間とは
“機械”の意義や役割を広く社会と共に考え、人間と機械のふさわしい関係を模索するため、産官学の関係各方面と協力して、記念日と記念週間を制定して各種の事業を企画開催することにし、七夕の中暦にあたる8月7日を「機械の日」、8月1~7日を「機械週間」(メカウィーク)としました。七夕は、技巧上達を祈念する中国の「乞巧奠」(きっこうでん)に由来し、奈良時代にわが国に伝来しました。「たなばた」の読みは、この日に神に捧げる御衣を「棚機(タナバタ)」という当時の織機で織り上げたことから生じたとされています。
後援(予定)
日本車いすバスケットボール連盟/経済産業省/文部科学省/日本学術会議
協賛(予定)
エネルギー・資源学会/化学工学会/可視化情報学会/火力原子力発電技術協会/空気調和・衛生工学会/軽金属学会/計測自動制御学会/自動車技術会/精密工学会/ターボ機械協会/日本エネルギー学会/日本音響学会/日本ガスタービン学会/日本技術士会/日本技術史教育学会/日本金属学会/日本計算工学会/日本原子力学会/日本工学会/日本航空宇宙学会/日本混相流学会/日本材料学会/日本産業技術教育学会/日本船舶海洋工学会/日本塑性加工学会/日本鋳造工学会/日本伝熱学会/日本トライボロジー学会/日本熱物性学会/日本燃焼学会/日本マリンエンジニアリング学会/日本流体力学会/日本冷凍空調学会/日本ロボット学会/発明協会/溶接学会/人工知能学会
2019年度 機械の日実行委員会
委員長 池田 英人〔(株)IHI〕
幹事 村上 弘記〔(株)IHI〕
委員 岩城 智香子〔東芝エネルギーシステムズ(株)〕
委員 大竹 尚登〔東京工業大学〕
委員 大野 恵美〔(株)IHI〕
委員 久保田 裕二〔日本機械学会〕