「Safety Service Engineeringによるグローバルな企業競争力の強化」 -ライフサイクルにおける安全、環境、品質、生産性-
2011年6月15日 | 産業・化学機械と安全部門研究発表講演会主催No.11
【協賛(予定)】
安全工学会,安全工学研究所,エンジニアリング振興協会,化学工学会,軟包装衛生協議会,日本機械工業連合会,日本金属プレス工業協会,日本高圧力技術協会,日本工作機械工業会,日本食品衛生協会,日本食品機械工業会,日本信頼性学会,日本電機工業会,日本製パン製菓機械工業会,日本非破壊検査協会,日本プラントメンテナンス協会,日本包装技術協会,農業機械学会,腐食防食協会
【開催日】
2011年6月15日(水曜日) 10:00-17:00
【趣旨】
ユーザーが求める機械とは、生産開始から廃却までの長いライフサイルに於いて、安全が確保され、初期製品品質が保たれ、生産維持に負担が掛からず、危険状態以外は動いたら止まらない、環境に配慮された“安全で安心出来る”素性の良い機械である。機械の素性は設計段階で決まるもので、ライフサイクルを通じて安定生産を維持する上で重要な高MTBFと低MTTRを伴った高い信頼性を備え、年代が経ってもユーザー自らが維持、管理出来るもでなければならない。製造業は高い品質と世界的なコスト競争力のある製品を作ることがグローバルな企業生き残りを図る唯一の手段であることから、機械メーカーに求められることはユーザーが提示した要求仕様通りの機械を作り上げることにあり、これにより両社は機械完成後の手直しがなくなると言う経済面での大きな利点が得れる。本講習会ではユーザー事例も交えながら、機械のライフサイクルに於ける安全性
と信頼性の考え方として[SSE]と言う新しい概念について講義を通じて提案を行う。
司会:元味の素エンジニアリング(株)コンサルタント 佐田 守弘
【題目・講師】
●第1部:講義
(1)10:00~11:00 「SSEの概念と方法論」
~安全性・品質・経済性の均衡 (社)日本機械学会、産業・化学機械と安全部門長 加部隆史
(2)11:00~12:00 「ライフサイクルエンジニアリングに於ける安全管理戦略」
~プラントにおける統合学の概念と方法論
東京工業大学資源化学研究所 プロセスシステム工学部門 名誉教授 仲 勇治
<12:00~13:00 昼休憩>
(3)13:00~14:00 「機械・設備における安全関連系エンジニアリングの現状と将来動向」
(社)日本電機工業会PLC技術専門委員会,セーフティPLC WG主査
富士電機システムズ(株)戸枝 毅
●第2部:エンドユーザの事例
(1)14:00~14:45 「製造業が求める”あるべき機械、ありたい機械”」(NPO法人安全工学研究所 岡村隆一)
(2)14:45~15:30 「ライフサイクルに於ける変更管理システム」(Safety Craft代表 水野恒夫)
<15:30~15:45 休憩>
(3)15:45~16:30 ISO/IEC Guide51 に示される安全の考え方
長岡技術科学大学システム安全系教授 福田隆文
(4)16:30~17:00 総評及び総括討議
長岡技術科学大学システム安全系教授 福田隆文
【定 員】
50名(定員になり次第締め切ります)