最新の環境対応生産加工技術
2011年3月07日 | 生産加工・工作機械部門講習会主催No.11
【協賛(予定)】
型技術協会,精密工学会,超硬工具協会,ダイヤモンド工業協会,砥粒加工学会,日本金型工業会,日本工具工業会,日本工作機械工業会,日本工作機械輸入協会,日本工作機器工業会,日本自動車工業会,自動車技術会〕
【趣旨】
2008年に「低炭素社会づくり行動計画」が閣議決定され,高環境負荷排出物の削減が求められています.炭酸ガスの25%削減など,製造業にとって多大な負担が心配されています.ところが一方これを大きなチャンスと捉え,新たな技術革新の足がかりとなることも期待できます.言うまでも無く我が国の経済力・工業力を支えているのは優れた生産加工技術であり,絶え間なく変化し続ける経済的環境,社会的要請に柔軟に対応し,常に世界最先端の生産加工技術を開発し続けることが,安全,安心,健康な社会を維持するためにも不可欠です.現在,様々な局面で求められている環境対応性能を,生産加工においても推進することにより新たな加工技術や製品の開発,ビジネスチャンスの開拓に繋がる可能性があります.そこで本講習会では,機械加工における最新の環境対応技術について企業での試み,大学・研究所でのアイデア等を紹介し,そのメリット・デメリット,さらに将来展望を議論します.企業において環境対策で困っている方,これから環境技術の分野に参入しようとする経営者,技術者そして研究者の方,さらに生産加工技術の将来展望に興味のある方には特に有意義な内容と確信しています.奮ってご参加下さい.
司会:由井明紀(防衛大学校),廣垣俊樹(同志社大学)
【題目・講師】
10.45~10.50 挨拶
1. 10.50~11.20 環境対応生産加工技術への期待
東京工業大学 精密工学研究所 教授 新野 秀憲
2.11.20~12.10 切削加工におけるMQLの特徴と技術動向
静岡大学 工学部機械工学科 教授 鈴木 康夫
12.10~13.10 昼休み
3. 13.10~14.00 切削加工における環境対応技術
ホーコス(株) 工機技術部 河本 卓也
4. 14.00~14.50 マシニングセンター・複合加工機における環境対応技術
ヤマザキマザック(株)技術生産本部新技術開発部第3G グループリーダー 村木 俊之
14.50~15.00 休憩
5. 15.00~15.50 研削加工における環境対応技術
(株)岡本工作機械製作所 技術開発部 開発課 小林 久志
6. 15.50~16.40 放電加工における環境対応技術
(株)牧野フライス製作所 形彫EDM開発部 機械設計課 電装チーム リーダ 石川 和彦
7. 16.40~17.10 総合討論
【定員】
60名 申込先着順により定員になり次第締切ります.