一般社団法人 The Japan Society of Mechanical Engineers

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東海地区特別講演会 ロボットコンテストにおける技術,アイデア,教育効果

2010年12月03日 | ロボティクス・メカトロニクス部門特別講演会No.10

【開催日】
2010年12月3日(金)14:00~16:00

【趣旨】
ロボットに関する技術とアイデアを競うロボットコンテストは,ロボット技術習得,技術発展などを目的に盛んに行われている.そこで,これまで取り組んでこられたロボットコンテストの企画・運営および出場において苦労した点や成果について御講演いただきます.

【プログラム】
13:40~14:00:受付
14:00~14:50講演(1):
講師:山川 聡子 氏(東洋大学理工学部機械工学科 准教授)
題目:学習意欲を引き出すためのロボット教育
内容:本学では,学生の学習意欲や興味を引き出すことを目的に,ロボットキット等を用いて大学の低学年からプロジェクト形式で演習授業を行ってきた.一方,同じロボットキットを用いて,学生対象のロボット競技会や,高校生向けのロボットコンテストも企画,開催してきた.これらの競技内容の設定を含めた企画や準備について紹介する.つぎに,数年にわたって継続してきた中で生じた問題点と改善案を述べる.最後に,学生のアンケート結果から,プロジェクト形式の授業の効果について考察する.
15:00~15:50:講演(2)
講師:水野 直樹 氏(名古屋工業大学大学院工学研究科 教授)
題目:技能競技型ロボコンと創造型ロボコン
   -アビリンピックとNHK大学ロボコンにかかわって―
内容:現在実施されているロボコンは大きく「技能競技型ロボコン」と「創造型ロボコン」に分類できる.前者は,ロボットを含むシステムが事前に与えられ,それを用いて課題を達成する技能を競うもので,ETロボコンが知られている.後者は与えられた課題を達成するロボットを自由な発想で開発し,その技術的要素や課題の達成度を評価するもので,大学ロボコンや高専ロボコン等がその代表とされている.本講演では,技能競技型ロボコンに分類されるアビリンピック(障害者技能競技会)での競技委員の経験とNHK大学ロボコンに挑戦するクラブ顧問としての経験から,参加者の興味深い課題達成手法や,優勝を目指す自チームのアイデアについて紹介する.
16:00:解散

会場
岐阜大学工学部3階302講義室
[岐阜県岐阜市柳戸1番1,JR岐阜駅および名鉄新岐阜駅からバスにて約30分]
会場URL
http://www.gifu-u.ac.jp/
参加登録費

無料

申し込み先

「No.10-143東海地区特別講演会参加申込み」と題記し,(1)氏名,(2)会員資格(正員/准員/学生員/会員外),(3)勤務先(学校学部),(4)住所,(5)E-mailアドレスをご記入の上,下記申込先にE-mailにてお申し込み下さい.

【定員】
50人

問い合わせ先

岐阜大学工学部人間情報システム工学科 山田貴孝
電話(058)293-2515/E-mail:yamat@gifu-u.ac.jp

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