第17回日本機械学会九州支部フォーラム 「グローバル化されたモノづくりとサービス」
【日時】
平成22年11月12日(金)13:30~20:00
【趣旨】
近年、経済のグローバル化に伴い、モノづくりやサービスの現場においても様々なグローバル化の取り組みが求められています。グローバル化された状況においても製品やサービスの品質はこれまで同様に高いレベルで維持する必要があり、各企業とも試行錯誤しながら対処しているのが現状だと思われます。特に最近の自動車関連のリコールに端を発した品質に関する種々の問題は日本の工業製品ブランドを脅かしかねない問題として認識されるようになっています。アジアに近い九州の企業にとってもグローバル化は避けて通れない課題と考えられます。そこで、このフォーラムでは「グローバル化されたモノづくりとサービス」をテーマに、製品やサービスの国際的品質管理,国際基準の安全設計や安全管理,海外生産,海外調達等における取組や問題点を基調講演といくつかの事例紹介交えながら参加者を含めて討論したいと思います。
【題目・講師】
13:30-13:35 (1) 日本機械学会九州支部長挨拶 塚本支部長 (北九州高専)
13:35-14:40 (2) 基調講演 〔司会:相馬和夫(三菱重工)〕
「グローバル化されたモノづくり体制」
現日本能率協会コンサルティングGD3センター長 吉村達彦氏
14:40-14:50 休憩
14:50-16:50 (3) 話題提供 〔司会:山本元司(九州大)〕
「新日鉄エンジニアリング(株)の海外調達への取り組みについて」
大森秀人 氏(新日鉄エンジニアリング(株) 技術本部 製造管理技術センター)
「メカトロリンクの国際標準化:メカトロリンクの国際規格取得に向けた取り組みについて」 川邊満徳 氏 (安川電機(株) 技術開発本部 技術企画グループ)
「未然防止型ものづくりに向けた取組み」
関 昭義 氏 (TOTO(株) 中央技術センター 所長)
「ヒューマンエラーの防止について」
國武紀文 氏 (九州電力(株) 安全推進部 安全推進G)
18:00-20:00 (4)懇親会
魚庄 (福岡市西区今津津舟4431-1, 電話092-806-5022)