とことんわかる自動車のモデリングと制御2016 ~ヒトを知る.クルマを知る.気持ちよい車両の動きかたの創出~
協賛(予定):計測自動制御学会,自動車技術会,システム制御情報学会,精密工学会,電気学会,電子情報通信学会,日本工学会,日本シミュレーション学会,日本ファジィ学会,日本フルードパワーシステム学会
【趣 旨】
近年、自動運転技術に関する話題が多くなってきております。この分野では技術の発展が大きく見込まれておりますが、安全・安心を確保しつつ考えていくには,関連する適切な知識を充分に培っておく必要があります.そこで,日本機械学会交通・物流部門では,制御系開発の話題を中心に,初心者から上級者まで技術の要点を理解できるようにするための場として,標記講習会を2001年度より毎年実施しております.本年度は,運転操作入力と出力の関係を、乗員の「安心」という観点で組み立ててみました。「とことんわかる」考え方の一助になれば幸いです。
【題目・講師】
9.20-9.30 開会挨拶(自動車技術委員会委員長 (株)本田技術研究所 河合 俊岳)
(1)9.30-10.30 クルマの運転における「不安」「安心」について臨床心理学の立場から考える
鹿児島大学 准教授 松浦 隆信
(2)10.40-11.40 人間の知覚・生理特性と自動車運動について(仮題) 三重大学 教授 井須 尚紀
11.40-12.30 昼食休憩
(3)12.30-13.30 視覚による旋回感覚の向上とその制御 近畿大学 准教授 酒井 英樹
(4)13.40-14.40 先行車に対する接近リスクのモデル化と減速制御手法への応用 立命館大学 教授 和田 隆広
(5)14.50-15.50 G-Vectoringによるドライバ行動への影響 神奈川工科大学 教授 山門 誠
(6)16.00-17.00 二輪車を操縦するライダーモデルの開発 ヤマハ発動機(株) 木村 哲也
17.00-17.10 閉会挨拶(自動車技術委員会幹事 トヨタ自動車(株) 門崎 司朗)