一般社団法人 The Japan Society of Mechanical Engineers

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放電加工の基礎から実践まで -放電加工における極間現象解明と技術革新の最先端-

2016年9月26日 | 生産加工・工作機械部門講習会No.16

〔協賛(予定):
電気加工学会,型技術協会,精密工学会,日本機械工具工業会,ダイヤモンド工業協会,砥粒加工学会,日本金型工業会,日本工作機械工業会,日本工作機械輸入協会,日本工作機器工業会,自動車技術会,日本塑性加工学会,日刊工業新聞社,日本工業出版社〕

◆開催日◆
2016年9月26日(月)10:00~17:15

◆趣 旨◆
放電加工は難削材の加工,微細穴・リブの加工は得意としているが,高速切削技術の著しい進歩により,従来放電加工でしか加工できなかった高硬度な金型や部品材料の仕上げ加工は,切削でも可能になりつつあるため,放電加工のさらなる発展と技術革新が求められています.これらのうち,複雑な微細形状の加工技術,難加工材料の加工技術,また,放電加工の最大な問題点ともいえる加工の高速化技術は特に重要視されています.一方,放電加工の技術革新には,極間現象の解明は不可欠です.そこで,本講習会では,放電加工における極間現象解明と技術革新の世界最先端の研究開発成果を基礎から丁寧に解説いたします.講演内容からも分かるように,本講習会は放電加工の基礎から応用まで,もう一度学ぶ機会となる極めて有益な講習会になると確信して,多くの研究者,技術者のご参加をお待ちしております.奮ってご参加下さい.

司 会: 夏 恒(東京農工大学),寺本 孝司(室蘭工業大学)

◆題目・講師◆
10:00~10:05 開会挨拶
1. 10:05~11:30 放電加工の原理と極間現象 東京大学 国枝 正典
透明体電極を使って極間現象を可視化した映像などをもとに,放電加工のメカニズムを解説します.つづいて,放電加工に関する最近の基礎研究結果に基づいて,新しい応用技術との関連を解説します.
11:30~11:40 休 憩
2. 11:40~12:25 微細放電加工の基礎 増沢マイクロ加工技術コンサルティング 増沢 隆久
微細加工一般の基本的考え方と,放電加工による微細加工の特徴について解説します.
12:25~13:25 昼 食
3. 13:25~14:05 微細放電加工の応用 増沢マイクロ加工技術コンサルティング 増沢 隆久
放電加工による微細加工の基礎および応用の技術と可能性について解説します.
14:05~14:15 休 憩
4. 14:15~15:40 高速放電加工の原理と応用 上海交通大学 趙 万生
アーク放電を利用する高速放電加工の実現手法と基礎研究の結果について解説したのち,高速アーク放電加工の特性及び応用事例について解説します(日本語でご講演いただきます).
15:40~15:50 休 憩
5. 15:50~17:15 絶縁性材料の放電加工技術の基礎と応用展開 特殊電気加工技術株式会社 福澤 康
絶縁性材料の放電加工技術である補助電極法に関して,その開発経緯,形彫り,ワイヤ放電加工,微細加工の加工現象についての解説と,補助電極法の実用化に向けて開発している応用展開技術を紹介します.

◆定 員◆
70名 申込先着順により定員になり次第締切ります.

会場
埼玉大学東京ステーションカレッジ (http://www.saitama-u.ac.jp/society/satellite.html)
〒100-0005東京都千代田区丸の内1-7-12 JRサピアタワー9階 電話03-5224-8751
参加登録費

◆聴 講 料◆
会員15,000円(学生員8,000円),会員外25,000円(一般学生10,000円)
協賛団体会員は本会会員と同じ取り扱いといたします.聴講料お振込後は取消しのお申し出がありましても返金できませんのでご注意願います.原則,開催日の10日前までに聴講料が着金するようにお申し込み下さい.以降は定員に余裕があれば参加申込みを受付けますのでお問い合わせ下さい.なお,昼食は各自でお取り下さい.また,聴講券(兼領収書)の発行,送付はなくなりました.今後は,銀行振込の払込票等をもって領収書に代えさせていただきます.本会所定の領収書がご入用の方は、以下をご参照下さい. http://www.jsme.or.jp/japanese/contents/02/receipt.html

◆教 材◆
教材のみのご希望の方,また聴講者で教材を余分にご希望の方は1冊につき会員2 000円,会員外3 000円で頒布いたしますので,開催前に代金を添えて予約申込みをして下さい.講習会終了後発送いたします.

申し込み先

本会HP( http://www.jsme.or.jp/kousyu2.htm )からお申込み下さい.

問い合わせ先

(担当職員 大通千晴)

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