講習会 「1DCAE概念に基づくものづくり設計教育(第七弾):1DCAEの新展開」【定員のため受付終了致しました】
2016年6月23日 - 2016年6月24日 | 設計工学・システム部門講習会主催No.16
【協賛(予定)】
日本計算工学会,日本設計工学会,日本シミュレーション学会
【趣 旨】
1DCAEの考え方,手法ならびにこれに関するツールの開発が進んでいる.一方で、基盤力学分野,CAD/CAE分野の方の1DCAEへの期待もひしひしと感じている.そこで、第七弾となる今回は1DCAEの新展開として熱設計、CFD、CADと1DCAEの関係について各講師から紹介する.また、1DCAEの表現言語の一つであるModelicaに関して応用も含めて紹介する.さらに,過去にも紹介したAshby法に関して,今回は演習形式でその本質を理解いただく.
本講習会の受講を通して,製品開発を行う際のデザイン(設計)の考え方、手法の理解ができるとともに,実際の問題に際して,目標設定,具体的手順の策定,設計プロセスの実行ができることを目指します.
1日目 6月23日(木)
1. 10:00~12:00 「導入:1DCAE概論」
革新的なものづくりのための1DCAEの考え方,適用方法,適用事例,効用について紹介する.
東京大学 大富浩一
2. 13:00~15:00 「基礎:熱設計と1DCAE」
熱設計を例に原理原則で理解することの重要性を事例を交えて紹介する.
岩手大学 福江高志
3. 15:00~17:00 「基礎:CFDと1DCAE」
CFDと1DCAEを設計という切り口で統合するための考え方,手法,事例について紹介する.
九工大 田中和博
17:30- 交流会(JR信濃町近辺で実施します)
2日目 6月24日(金)
5. 9:00~12:00 「演習:Ashby法による設計演習」
Ashby法による設計の考え方を紹介するとともに,具体例について演習を行う.
日立製作所 山崎美稀,東京大学 大富浩一
6. 13:00~15:00 「応用:CADと1DCAE」
図面(CAD)の本質を理解することは1DCAEの出発点であり,このための考え方を紹介する.
元トヨタ自動車 畠淳一
7. 15:00~17:00 「応用:Modelicaと1DCAE」
Modelicaの歴史,背景,適用範囲について解説するとともに最新の適用事例を紹介する.
トヨタ自動車 平野豊
【定員】
50名