講習会 次世代エンジン燃焼と制御の接点
2016年1月14日 | エンジンシステム部門講習会主催No.15
【協賛(予定)】
日本燃焼学会,自動車技術会,日本内燃機関連合会,日本マリンエンジニアリング学会
【趣旨】
ハイブリットなど車両電動化の技術開発を通じて,改めて基幹技術である内燃機関の重要さが見直され,新しいエンジンとその燃焼系の研究開発は新たなステージに移行している.ダウンサイジング,高過給・高EGR,リーンバーン,LTC/低温燃焼・・・など多くのキーワードが飛び交い,様々な研究開発が行われている.しかし今後のエンジン燃焼のさらなる飛躍には,燃焼系の開発のみでは限界があり,制御を最大限に活用したシステムの開発が重要であると考えられる.
本講習会では,次世代のエンジン燃焼の現状・将来や制御への期待,エンジン制御の概要や最新のエンジン制御,そして燃焼と制御の相互関係や協調などについて,それぞれの専門分野でご活躍の方々を講師に招いてわかりやすく解説していただきます. “燃焼”と“制御”というエンジンシステムにおける両輪を多角的に捉えて,それらの様々な接点を議論・模索し,知見を共有できる良い機会ですので,ぜひご参加下さい.
【題目・講師】
【午前の部】
10.00‐10.05/開会挨拶
10.05‐11.05/ガソリンエンジンの熱効率向上とエンジン制御への期待
講師 トヨタ自動車(株) エンジン先行設計部 高橋 大志
11.15‐12.15/新世代クリーンディーゼルエンジンSKYACTIV-Dにおける燃焼制御技術
講師 マツダ(株) パワートレイン開発本部エンジン性能開発部 志茂 大輔
(12.15 – 13.30 休憩)
【午後の部】
13.30‐14.30/先進エンジンを支えるモデルベース制御の最前線
講師 (株)本田技術研究所 四輪R&Dセンター統合制御開発室 安井 裕司
14.40‐15.40/次世代エンジン燃焼の実現に向けた制御システム
講師 東京大学大学院 工学系研究科機械工学専攻 山崎 由大
15.50‐16.50/0D/1Dディーゼル燃焼シミュレーション(UniDES)を利用したエンジン・制御系開発の可能性
講師 豊田中央研究所 機械1部燃焼研究室 稲垣 和久
16.50‐17.00/閉会挨拶
【定員】
60名,申込先着順により,定員になり次第締切ります.