バイオロボティクス 特別講演会 ―微細加工(MEMS)とバイオロボティクス ―
2015年2月23日 | ロボティクス・メカトロニクス部門特別講演会主催No.14
【開催日】
2015年2月23日(月) 15.00~17.00
【プログラム】
15.00~16.00 講師 秋山佳丈 先生 (信州大学 准教授)
「微細加工を利用したバイオハイブリッドロボティクスに向けた取り組み」
持続可能な社会へ向けて,化石エネルギーに依存しない機械システムの構築が望まれる.その一つとして,生体の最小構成単位である細胞を機械素子として利用することが提案されており,近年,MEMSなど微細加工技術と組み合わせることで,細胞と機械のハイブリッドデバイスが実現されつつある.本講演では,筋細胞や筋組織を利用したバイオハイブリッドデバイスの研究例を中心に紹介を行う.
16.00~17.00 講師 山西陽子 先生(芝浦工業大学 准教授)
「電界誘起気泡による機能創発」
医療・バイオ分野では、遺伝子工学の発展とともにウェットな環境下で狙った位置への加工や遺伝子導入及び局所的な悪性細胞死滅等の技術の発展が求められている.本発表では,低侵襲細胞加工を実現する電界誘起気泡・インジェクションメス(気泡メス)を紹介し,熱侵襲なしに細胞を微細加工する機能や,気泡界面に試薬・遺伝子等を付着させ,加工とインジェクションを同時に行う機能やたんぱく質結晶化等その他応用についての紹介を行う.
【定 員】
100名(定員になり次第受付終了いたします)