特別講演会 「エネルギー・ハーベスティング(環境発電)と機械工学からのアプローチ」
【開催日】
2014年11月21日(金)15:00~17:00
【申込締切日】
2014年11月10日(月)
【講師】
神吉 博 (神戸大学 名誉教授)
伊藤 智博(大阪府立大学 工学域長・教授)
【講演概要】
エネルギー・ハーベスティング(環境発電)とは、太陽光や機械の発する振動、熱などのエネルギーを採取し電力を得る技術です。太陽光発電や風力発電といった発電技術が既に産業化されていますが、最近、自然界で発生する振動現象を利用した発電技術が各種提案されています。実用間近の技術としてジャイロ式波力発電技術があります。この技術はジャイロ効果を利用することで効率の高い波力発電を実現することができ、現在、実証段階にあります。将来技術の一つとして管群の流力弾性振動を利用した振動発電技術があります。この技術は流体の流れの中に構造体を配置した時に生じる自励振動という強い振動を電気エネルギーに変換することができます。潮流発電への応用が期待されています。このような機械工学に基礎をなす発電技術の将来性について、二人の専門家から解説をいただきます。
【定員】
100名