特別講演会 「バイオロボティクス最前線」
2014年2月05日 | ロボティクス・メカトロニクス部門特別講演会主催No.13
【趣 旨】
バイオロボティクス研究会による7回目の特別講演会を開催します.今回は,手術ロボットやハプティックデバイス、また人工筋肉等の研究など、様々なバイオロボティクスに関する最前線のトピックをお話いただきます。
【プログラム】
12:30~13:00 受付 中央大学後楽園キャンパス2号館2階にて受付
13:00~14:15
講演題目 「摩擦を利用した移動ロボット -ミミズ型ロボットとカプセル型ロボットの運動解析-」
講師 釜道 紀浩 (東京電機大学 未来科学部 ロボット・メカトロニクス学科 准教授)
講演要旨:様々な形態の移動ロボットが開発されているが、本研究では脚や車輪を用いない移動形態として、環境との間に生じる摩擦を利用した移動様式に着目する。ミミズの動きを模した蠕動運動型ロボットと、内部質点の動作のみで駆動するカプセル型ロボットを対象に、モデリングと動作生成の一手法を紹介する。
14:15~15:30
講演題目 「腹腔鏡手術を支援する空気圧駆動ロボットシステム」
講師 川嶋 健嗣(東京医科歯科大学 生体材料工学研究所 教授)
講演要旨:本講演では、文科省大学発新産業創出拠点プロジェクトの支援を受けて開発を進めている、空気圧駆動のロボットシステムを紹介する。
具体的には内視鏡操作システムと、空気圧の直接駆動の利点を活かした力覚提示機能を有するマスタ・スレーブ型外科手術支援ロボットの実用化に向けた取り組みを紹介する。
15:45~17:00
講演題目 「静電アクチュエーション技術のインタラクション応用」
講師 山本 晃生 (東京大学 大学院工学系研究科 精密工学専攻 准教授)
講演要旨:静電アクチュエーション技術は,柔軟,透明,非磁性などの特徴があり,これらを上図に活用することで,今までに無い新しいインタラクションシステムを実現することができる.本講演では,フィルムアクチュエータを中心とした静電アクチュエーション技術と,そのインタラクション応用の研究例を紹介する.
【申し込み締切】
2014年1月15日(水)
【定員】
50名(定員になりしだい受付終了いたします)
【その他】
特別講演会終了後,研究会を開催します.併せてご参加いただけますと幸いです.