イブニングセミナー(第167回) 明治大学平和教育登戸研究所資料館の紹介
【開催日】
2013年11月27日(水)18.00~20.00
【趣 旨】
技術はいま,資源,環境問題をはじめ,巨大化とブラックボックス化による人間疎外の傾向に関して多くの批判にさらされている.技術が受け入れられて発展するのも,拒絶され衰微するのも,また技術者の社会的地位のあり方も,社会との深い関わりの中にあることは明らかである.われわれが新しい時代を担う責任ある技術者であろうとするならば,人間についての深い洞察を持つとともに,社会の動きを正しく見極めなければならない.技術と人間,技術と社会の関わりについて現状を理解し,将来を展望することを目的とする.
【テーマおよび講師】
明治大学の生田キャンパス内に平和教育登戸研究所資料館があります.この建物は,戦前は軍の登戸研究所として創立されましたが,終戦により閉鎖されました.ここには戦前の日本を知る上で貴重な負の遺産が保存されております.この資料館は,歴史教育,平和教育、科学教育を発信するため,明治大学の資料館として,2010年に設立されました.
今回のイブニングセミナーでは,明治大学文学部教授で館長でもある山田朗氏からこの資料館について紹介してもらい,平和教育など上記の教育についてお話頂きます.
講師:山田 朗(明治大学平和教育登戸研究所資料館館長)
<懇親会> 大学近くの「パブレストラン アミ」にて,講師を囲んで懇親会を行います.
会費 3 000円程度
【次回予定】
2013年12月18日(水)18.00~20.00
低線量放射線被曝のリスクを再考する―”科学と社会”の視点から―