日本機械学会 関東支部 20周年記念講演会 「人とこととのふれあい~池上彰氏を迎えて~」 -科学とニュース,新しい出会いを求めて-
【開催日】
2013年12月20日(金) 14:00~16:30
【趣 旨】
「旅を旅する人であれ,旅に逗留するなかれ(芭蕉)」,「日々新たに(孔子)」:ひとは新しい出会いを求めてやむことがありません.これはひとえに,新しい出会いを尊び,新しい出会いに感謝してきたからに他ならないでしょう.ろうそくは周りだけではなく,ろうそく自身も照らすといいます.皆さんは今何を考えていますか.今考えている内容が見えますね.自分で自分の考えを照らしているのです.科学におけるその意味とはなんでしょうか.実は,これが上で述べた「芭蕉,孔子や一休さんの論理」と関連しているのです.一方,池上 彰氏は「ニュースを伝える」ということを新しい視点でとらえなおし,その結果を複数のゲストとの当意即妙の話術を通して際立たせる(=照らす)ように実践してこられているのは皆様ご承知の通りです.
今回,日本機械学会 関東支部創設20周年を記念して講演会を開催するにあたり,まず中村春夫・関東支部長から,「選挙の出口調査」を例題に取り,科学と「一休さんの屏風の虎の論理」との関連について解説いただきます.次いで,池上 彰 氏をお迎えしてご自身が取り組んでおられる題材についてご講演いただき,科学とニュースとの触れ合いの場としたいと考えます.
皆様のご来場をお待ちいたしております.
【プログラム】(予定)
14:00~14:05 開会の挨拶
日本機械学会 筆頭副会長 久保 司郎(摂南大学,大阪大学名誉教授)
『講演会』
14:05~15.00 「科学と一休さんの屏風の虎」
日本機械学会関東支部 支部長 中村 春夫(東京工業大学)
15:00~16:30 「伝えるということ」(講演並びに皆様とのディスカッション)
池上 彰 氏 (東京工業大学リベラルアーツセンター教授)
16:30~16:35 閉会の挨拶 日本機械学会関東支部 副支部長 植田 利久(慶應義塾大学)
【定 員】
300名 (定員になり次第締め切ります)
【申込み締切】
2013年12月6日(金)→12月13日(金)に延長しました。