第122回講習会 「科学英語によるプレゼンテーションの実践」
(共 催)精密工学会東海支部
(協 賛)自動車技術会中部支部,計測自動制御学会中部支部,日本塑性加工学会東海支部,日本設計工学会東海支部,愛知工研協会
【開催日】
2013年10月22日(火) 10:00~15:30
【定 員】
100名
【締 切】
2013年10月8日(火)
参加希望者多数の場合は申込締切日を繰り上げさせて頂く場合があります.お早めに申し込みください.
【趣 旨】
情報化・国際化が進む現在,グローバルな技術競争が進展している企業環境の中では,英語によるコミュニケーションの機会が増えており,技術者にとって科学英語の表現能力向上がますます必要となっています.第121回講習会にひき続き科学英語による実践的なプレゼンテーション力の向上および英文メールによるコミュニケーション力の向上にも重点を置いた内容で講習会を開催します.
【内 容】
10:00~10:05 (開会、注意事項)
10:05~11:35 科学講演における効果的な英文表現(講演英語/質疑日本語可)
名古屋大学 教授 エドワード・T・ヘイグ
英語で効果的な科学技術の講演を行う時の実際の表現をストーリ的に紹介します.(今年7月に行われた)第121回講習会では,講演に臨むときの「心構え」を中心にして解説しましたが,ここではより実践的なテクニックに焦点をあてて講演します.Title / Outline/Modeling / Theory / Theoretical results / Experimental Setup / Experimental results / Conclusions / Acknowledgement と進むスライドを用いて,適切で役に立つ,様々な表現を紹介します.これらのスライドは,聴講者が初めて国際会議で講演するとき,中身を自分用に置き換えていけば,最低限の英語表現が完成できるようになっています.
11:35~13:00 昼休み
13:00~14:00 講演スライドの作り方(講演日本語)
中京大学 准教授 遠藤 守
科学技術の講演において最も効果を発揮するスライドの作り方を説明します.1枚の講演スライドは,図と式と文章から1分間程度で聴衆に内容を理解してもらわなければなりません.そのためには,図の描き方や簡潔な英文の書き方,それらのスライド中への配置方法などについて工夫が必要です.これらに関する一定のルールについて解説するとともに,コンピュータを使った海外での講演の実際についても説明します.
14:00~14:25 休憩
14:25~15:25 E-mailによる効果的なコミュニケーション(講演質疑とも英語)
椙山女学園大学 准教授 スティーブン・E・クアシャ
理系の学生,技術者がEmail作成において最低限知っておくべきことを紹介します.論文を投稿,あるいは学会など行事に参加しようとする際のやりとりを事例として,Emailにより連絡するときの注意点を解説します.また,Emailを毎日,何百通と受け取るような忙しい人にもすぐに内容を理解してもらうには,簡潔かつ単純な英文を書くことが必須ですが,そのためのテクニック,ルール・エチケットについても説明します.
【使用教材】
コロナ社 「<続>科学英語の書き方とプレゼンテーション―スライド・スピーチ・メールの実際― 」
【備考】
昼食につきましては参加費に含まれておりません.昼の休憩時間を十分にとっておりますので,各自,会場周辺の食堂をご利用いただくか,弁当をご持参ください.
【企画幹事】
アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 細野智宏
独立行政法人 産業技術総合研究所 辻内 亨