一般社団法人 The Japan Society of Mechanical Engineers

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機械設計のための非線形有限要素法入門 (幾何学的非線形, 超弾性,粘弾性,弾塑性,接触摩擦,動的解析の基礎をMarc, LS-DYNAの例題で学ぶ)

2024年9月18日 - 2024年9月19日 | 材料力学部門ハイブリッド開催若手CP対象講習会No.24-81

若手会員のための資格継続キャンペーン対象講習会

No. 24-81 講習会「機械設計のための非線形有限要素法入門 (幾何学的非線形,
超弾性,粘弾性,弾塑性,接触摩擦,動的解析の基礎をMarc, LS-DYNAの例題で学ぶ)」
(材料力学部門企画)

本講習会はZoomおよび機械学会事務局現地(会議室2)のハイブリッドで開催いたします.

【開催日時】
1日目: 2024年9月18日(水) 10:00~17:00
2日目: 2024年9月19日(木) 10:00~17:00

【開催形態】
ハイブリッド開催(Zoom ミーティング・機械学会事務局会議室2)
◆参加費のご入金が確認出来た参加者の方へ,開催1週間前を目途に,当日用資料をお申し込み時のメールアドレス宛へ,テキストをお申し込み時の住所に送付します.Zoom参加希望の方には会議参加情報も同メールに含めてご連絡します.
◆現地開催会場は以下となります.
〒162-0814 東京都新宿区新小川町4番1号 KDX飯田橋スクエア 2F 会議室2
◆当日の録画を講習会終了後3カ月程度の間,希望者に見逃し配信を行う予定です.

【趣旨】
CAEは機械設計において欠かせないツールとなりつつあります.同時に,扱われる解析はますます高度化し,幾何学非線形,超弾性,粘弾性,弾塑性,接触摩擦,動的解析などの非線形有限要素法解析が現場で使われるようになっています.しかしながら,多くのユーザーは,汎用ソフトウェアに使われている様々な非線形有限要素法の機能の原理の知識が不足したまま,解析を行わざるを得ないため,適切なモデリングと結果の検証/妥当性確認(Verification and Validation: V&V)が出来ず,結果の品質の向上が課題となっています.
本講習会では,非線形有限要素法を”使う”ことに焦点を置き,非線形有限要素法の原理,汎用ソフトを使う上での実践的知識を,実際にソフトウェア(Marc, LS-DYNA)で解いた例題を使いながら解説します.
本講習の対象は,CAEを業務で扱っている技術者/研究者,非線形有限要素法の原理と実用的な知識を学んでみたい技術者/研究者/学生です.
なお,本講習会の内容をまとめた書籍「実践 非線形有限要素法シミュレーション,森北出版,2024年7月発行」をテキストとし,特別価格で提供します.

【プログラム】
一日目
10.00-12.00/(1)線形有限要素法と非線形有限要素法
線形有限要素法(原理,要素など)の基礎を復習した後に,線形有限要素法と非線形有限要素法におけるひずみ・応力の定義の違い,非線形問題の解き方について解説する.

テクスパイア 渡邉浩志,東京大学 泉聡志
13.00-15.00/(2)幾何学的非線形解析と座屈解析
幾何学的非線形解析と典型的な幾何学的非線形問題である座屈解析の原理と実践的な知識について学ぶ.
テクスパイア 渡邉浩志,東京大学 泉聡志
15.15-16.15/(3)弾塑性解析
金属の降伏,加工硬化を表す弾塑性体の基礎理論を学ぶと共に,解析事例を通じて使用上のポイント等の実践的知識を学ぶ.
テクスパイア 渡邉浩志
16.15-17.00/(4)接触摩擦解析
接触摩擦解析は,近年,ボルト締結体の解析等に用いられ,大きな成果を挙げている.接触・摩擦解析の理論の基礎を概説するとともに,その実践的知識を学ぶ.
東京大学 泉 聡志

二日目
10.00-11.00/(5)動的解析(1)~モード解析,周波数応答解析
動的解析の最も基礎であり,古くから使われているモード解析,周波数応答解析の理論を学ぶとともに,解析事例を通じて使用上のポイント等の実践的知識を学ぶ.
東京大学 泉 聡志
11.00-12:00, 13:00-15.00/(6)動的解析(2)~過渡応答解析(陽解法と陰解法)
動的陽解法の適用範囲は大幅に拡大しているが,その原理や注意点などを理解しないで使うと思わぬ落とし穴にはまることがある.動的陰解法と動的陽解法の原理の違いと使用上のポイントについて,解析事例を交えながら学ぶ.
JSOL 伊田徹士
15.15-17.00/(7)高分子材料の解析(超弾性・粘弾性解析)
ゴムに代表される高分子材料の解析で用いられる超弾性体および粘弾性体について,基本的な理論を学ぶと同時に実際の解析での使用方法などの実践的知識を学ぶ.
ブリヂストン 門脇 弘

【定員】
現地開催会場 16名,申込み先着順により定員になり次第締め切ります.オンライン参加は定員なし.

【参加費(税込)】
テキスト代 特別価格 4,200円(税込)(定価4,620円(税込))
聴講費
(一日のみ参加)正員・特別員20,000円,会員外30,000円,学生員7,000円, 一般学生10,000円
(両日参加)  正員・特別員40,000円,会員外60,000円,学生員14,000円,一般学生20,000円

◆学生員から正員資格へ変更された方は,卒業後3年間,学生員価格にて講習会にご参加いただけます.お申し込みの際,「正員(継続特典)」を選択し,卒業年と卒業された学校名を「通信欄」にご記入ください.
◆大学院生の会員(正員)の方は「学生員」を選択し,「通信欄」に所属大学院名,課程・学年をご記入ください.
◆特別員(法人会員)で参加される場合,「行事参加料割引コード」のご利用で参加費は正員価格となります.お申し込みの際,「特別員」を選択し,「会員番号」に「行事参加料割引コード」(xxxxxxx-xxxx)をご記入下さい.
◆「特別員行事参加無料券」のご利用で,参加費は無料となります.「特別員(無料券利用)」としてお申込みの上,以下の担当職員まで「行事参加無料券(原本)」をご郵送ください.
〒162-0814 東京都新宿区新小川町4番1号 KDX飯田橋スクエア 2F 材料力学部門担当 篠原

【申込方法及び注意事項】
Payventより受付
https://app.payvent.net/embedded_forms/show/66728b5c45207626828450c6
■聴講料は9月10日までに,テキスト料は9月5日までにご入金をお願いします.
■聴講料のお支払いには,クレジットカード(Apple pay,Google pay含む)・銀行振込のいずれかがお使いいただけます.
■銀行振込の際の振込手数料は,各自でご負担いただきます.予めご了承ください.また,振込先の口座は申し込みごとに異なり,他の申し込みとまとめてのお支払いは出来かねます.
■銀行振込でのお支払期限は,原則としてお申し込みから3日以内です.ご入金が確認出来ない場合,こちらでキャンセル処理をさせていただきますのでご了承ください.
■お申込内容は,Payventより配信されるお申し込み完了メールからご確認いただけます.メールが届かない場合は,「payvent.net」からのメールを許可するように受信設定をお願いします.
■原則として,決済後はキャンセルのお申し出がありましても返金できませんのでご注意願います.
■参加者による,セミナーの静止画/動画撮影,録音は禁止です.
■Zoomによるオンライン聴講は,申し込み1件につき1名です.
■見逃し配信は申込者のみの利用に留めてください.

本ページからのお申し込みについては,集会事業申込規約にご同意いただいたものとみなします.

【締切】
参加申込締切: 9月10日
テキスト購入締切: 9月5日

【領収書について】
■領収書のお宛名には参加者の氏名が自動で記載されます.ご所属先を宛名に追加する場合は申込フォームの”領収書のお宛名”欄に記載をお願い致します.(こちらに氏名を入力しますと,宛名に氏名が重複しますのでご注意ください.
■領収書はPayventからのお支払い完了メールに記載されているURLよりダウンロードいただけます

【教材】
テキスト「実践 非線形有限要素法シミュレーション,森北出版,2024年7月発行」は,2024年7月16日以降,お申込み頂いた方へ順次発送いたします.
テキスト以外に配布資料(PDF形式; 印刷不可,コピーガード設定)も提供します.配布資料は行事1週間前の発送 メールによる送付を予定しております.
Web参加URLの送付 行事1週間前のメール送付を予定しております.
配布資料は受講者本人の使用に留め,二次配布はご遠慮ください.

【問い合わせ先】
材料力学部門担当 篠原/E-mail: t.shinohara@jsme.or.jp

会場
ハイブリッド開催(Zoom ミーティング・機械学会事務局会議室2)
申込締切
2024年9月10日

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