一般社団法人 The Japan Society of Mechanical Engineers

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講習会「カーボンニュートラル実現に向けた最新技術- 燃焼プロセス・燃焼施設の最新状況 -」

2024年12月17日 | 動力エネルギーシステム部門 環境工学部門オンライン開催トピックス若手CP対象講習会No.24-132

【合同企画】

動力エネルギーシステム部門(https://www.jsme.or.jp/pes/index-j.html

環境工学部門(https://www.jsme.or.jp/env/

 

開催日時:2024年12月17日(火) 13:20~17:00

開催方式:オンライン開催(Zoom)

※前日までにミーティングURL,電子ファイル教材をご連絡いたします.

※必ず前日までに通信環境や必要機材の準備・確認をした上でご参加ください.

 

趣旨:

カーボンニュートラルを実現するためのCO2低減・除去技術の研究開発は,環境浄化および新エネルギー開発の両面からアプローチされており,従来技術とは異なるイノベーティブな手法による研究開発が進められています.

今回の講習会では特に,燃焼プロセス・燃焼技術のカーボンニュートラルに向けた取り組みに焦点を当てました.人類が消費するエネルギーの約80%は燃焼によって生産されております.この事実は,燃焼に関わる技術開発がCO2削減の本丸であり,極めて優先度の高い分野であることを示します.そこで,この分野における第一線の研究者による講演を企画いたしました.

 

題目・内容・講師:

13:20~13:30/開会の挨拶および趣旨説明

吉田 恵一郎(大阪工業大学,環境工学部門 第3技術委員会委員長)

 

13:30~14:20/(1)廃棄物処理・資源循環分野のカーボンニュートラルに向けた現状と展望~ごみ焼却施設を巡る動向を中心として~

廃棄物・資源循環分野では,「廃棄物・資源循環分野における2050年温室効果ガス排出実質ゼロに向けた中長期シナリオ(案)」に基づき,さまざまな取り組みが行われている.そのなかで,ごみ焼却施設の果たす役割について,さまざまな議論がある.本講演では,その概要と関連する研究成果について報告する.

小野田 弘士(早稲田大学 理工学術院環境・エネルギー研究科)(環境工学部門)

 

14:20~15:10/(2)火力発電の燃焼技術によるカーボンニュートラル(CN)化への取り組み

今後増加が見込まれる風力や太陽光はいわゆる変動型再エネであり,経済的かつ安定した電力の確保には,出力調整が容易な火力発電が不可欠,かつCN化する必要がある.そのため,燃料のCN化や排出されるCO2を回収・固定化する提案が出されており,技術開発,実証,商用化が進められている.講義ではそれらを概説する.

氣駕 尚志(株式会社IHI 資源・エネルギー・環境事業領域 カーボンソリューションSBU)(動力エネルギーシステム部門)

 

15:10~16:00/(3)地産地消に適合する自律分散型バイオマスガス化システム

バイオマス資源の地産地消には自律分散型バイオマスガス化発電システムが有望であり,そこで高効率化のためにバイオマスガス化ガスの発熱量向上が欠かせない.本講演では酸素富化ガス化条件によるバイオマスガス化ガス発熱量向上を紹介するとともに,その低炭素社会への貢献について展望する.

義家 亮(東海国立大学機構 岐阜大学 工学部化学・生命工学科)(環境工学部門)

 

16:00~16:50/(4)アンモニア燃焼の3次元計算の精度と燃焼機構

- NH3/H2による燃料転換とカーボンニュートラルに向けた利用促進 -

難燃性のNH3を安定に高負荷燃焼させ,かつNOxを同時低減できるバーナーを提案する.特に3次元計算からの設計において,NH3/H2を扱う場合のスキーム選択やThermal NOxとFuel NOxを分離した上での生成/消滅機構および還元域の設定などによるアクティブ設計とアプローチについて,精度および燃焼機構を含めて講演する.

奥村 幸彦(香川大学 創造工学部機械システム工学領域,香川大学大学院 創発研究科および工学研究科兼担)(環境工学部門)

 

定 員:100名,申込先着順で定員になり次第締切ります.

教 材:教材のみの頒布はいたしません.参加者のみに各講師の発表資料を配布します.

聴講料:正員15,000円,会員外25,000円,学生員5,000円,一般学生10,000円 (いずれも税込)

 

参加申込:

Payventシステムにて受付いたします.

Payvent申込フォーム

申込期限:2024年12月10日(火)

 

【注意事項】

  • 聴講料のお支払いには、クレジットカード(Apple pay、Google pay含む)・銀行振込のいずれかがお使いいただけます.
  • 請求書の発行は対応できかねます.
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  • 【領収書について】領収書のお宛名には参加者の氏名が自動で記載されます.ご所属先を宛名に追加する場合は申込フォームの”領収書のお宛名”欄に記載をお願い致します.(こちらに氏名を入力しますと、宛名に氏名が重複しますのでご注意ください.
  • 学生員から正員資格へ変更された方は,卒業後3年間,学生員価格にて講習会にご参加いただけます.お申し込みの際,「正員(継続特典)」を選択し,卒業年と卒業された学校名を「通信欄」にご記入ください.
  • 特別員(法人会員)で参加される場合,「行事参加料割引コード」のご利用で参加費は正員価格となります.お申し込みの際、「特別員」を選択し,「会員番号」に「行事参加料割引コード」(xxxxxxx-xxxx)をご記入下さい.
  • 「特別員行事参加無料券」のご利用で,参加費は無料となります.「特別員(無料券利用)」としてお申込みの上,以下の担当職員まで「行事参加無料券(原本)」をご郵送ください.
  • 本ページからのお申し込みについては,集会事業申込規約にご同意いただいたものとみなします.
会場
オンライン開催
問い合わせ先

〒162-0814 東京都新宿区新小川町4番1号 KDX飯田橋スクエア2階

日本機械学会環境工学部門(担当 橋口)

電話:(03)4335-7615/E-mail: hashiguchi(at)jsme.or.jp

※(at)を@に変換してください.

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