ねじ締結基礎・実用講座
2024年10月28日 - 2024年10月29日 | 機素潤滑設計部門ハイブリッド開催設計技術-基礎講習会主催No.24-124
(機素潤滑設計部門,機械材料・材料加工部門 合同企画)
【開催日】2024年10月28日(月)13:00~17:00,29日(火)9:00~16:00
【会場】ハイブリッド開催(Zoomを利用)
対面:京都府京都市南区東九条下殿田町70番地 京都テルサ 西館3階 第2会議室
(https://www.kyoto-terrsa.or.jp/parking/)
オンライン:Zoomミーティングを利用
◆オンライン形式での参加をご希望される方で,参加費のご入金が確認出来た方には,開催7日前を 目途に,ZoomミーティングIDとパスワードについて,お申し込み時のメールアドレス宛へご連絡します.
【協賛(予定)】精密工学会,自動車技術会,日本歯車工業会,日本設計工学会,日本ねじ研究協会
【趣旨】ねじは最も古い機械要素の一つであり,ねじ部品を用いた締結は永く使われていながら,未だに事故が後を絶ちません.最近でも,大型車のハブボルトの破損が問題となっています.一般に,大学の機械系学科では,ねじ締結について学ばないことはありません.一方,講義において,ねじ締結に十分な時間を割けないのも実状です.したがって,ねじ締結において,何が重要なパラメータで,どうすれば設計通りの強度を確保できるのか?については,十分に授業で教えられていないのも仕方ありません.本講習会では,これからねじの研究・設計・製造に携わるという方から,現在ねじ締結の設計・締付けの現場に携わっておられる方までを対象に,2日間に渡ってねじ締結の基礎及び実用講座を開催します.基礎講座では,ねじの歴史,規格,製造方法から一般的な締付け方法と不具合を発生させないためのポイントまでを説明します.実用講座では,材料力学の知識を基礎として,ねじ締結において重要なパラメータは何なのか?ねじのゆるみや疲労破壊による事故を防ぐためには,どのような対策が必要なのか?について事例を交えて説明します.また,ねじの締付けに関する体験や講師も参加する技術交流会を開催します.日頃から感じている問題点や疑問点についてご相談いただくことが可能ですので,こちらも奮ってご参加ください.
【本講習会の特長】ねじに関する知識をこれから身につけようという方から,現在ねじ締結でお困りの方,詳細な知識を身につけたいと考えている方まで幅広くご参加いただけます.
【プログラム】
1日目:基礎講座
10月28日(月)13:00~17:00
【1】13:00~13:30 ねじ締結とは トヨタ自動車株式会社 両角由貴夫
【2】13:30~14:30 ねじのものづくり 株式会社青山製作所 古川朗洋
(休憩10分)
【3】14:40~14:50 ねじの歴史と規格 長野高専 教授 岡田学
【4】14:50~16:10 ねじの締結 長野高専 教授 岡田学
ねじの力学と強度 香川大学 准教授 大宮祐也
(休憩10分)
【5】16:20~16:30 ねじの事故事例 マツダ株式会社 渡邉忠俊
【6】16:30~17:00 事故を発生させないためのポイント(概要) マツダ株式会社 渡邉忠俊
【7】17:30~ 技術交流会(場所:京都テルサ 西館1階 Cafe Lounge 凛) 司会)長野高専 岡田学
2日目:実用講座
10月29日(火)9:00~16:00
【1】 9:00~10:00 ねじの基礎 香川大学 准教授 大宮祐也
(休憩10分)
【2】10:10~12:00 ねじの締結 芝浦工業大学 教授 橋村真治
(昼食休憩60分)
【3】13:00~13:45 ねじのゆるみ 長野高専 教授 岡田学
【4】13:45~14:30 ねじの疲労 株式会社青山製作所 古川朗洋
(休憩10分)
【5】14:40~15:25 事故を発生させないポイント(詳細) マツダ株式会社 渡邉忠俊
【6】15:25~16:00 ねじ締結の評価・検証 トヨタ自動車株式会社 両角由貴夫
【定員】対面定員50名,オンライン定員20名,申込先着順により定員になり次第締め切ります.
【聴講料(いずれも税込)】
正員・特別員(行事参加割引コード利用)・協賛団体一般
両日:30,000円, 1日目のみ:15,000円, 2日目のみ:25,000円
正員(継続特典)・学生員・協賛団体学生
両日:10,000円, 1日目のみ:5,000円, 2日目のみ:8,000円
会員外
両日:50,000円, 1日目のみ:25,000円, 2日目のみ:35,000円
一般学生
両日:20,000円, 1日目のみ:12,000円, 2日目のみ:18,000円
【技術交流会参加費】定員20名
一般:4,500円
学生:2,000円
◆学生員から正員資格へ変更された方は,卒業後3年間,学生員価格にて講習会にご参加いただけます.お申し込みの際,「正員(継続特典)」を選択し,卒業年と卒業された学校名を「通信欄」にご記入ください.
◆大学院生の会員(正員)の方は「学生員」を選択し,「通信欄」に所属大学院名,課程・学年をご記入ください.
◆特別員(法人会員)で参加される場合,「行事参加料割引コード」のご利用で参加費は正員価格となります.お申し込みの際、「特別員」を選択し,「会員番号」に「行事参加料割引コード」(xxxxxxx-xxxx)をご記入下さい.
◆「特別員行事参加無料券」のご利用で,参加費は無料となります.「特別員(無料券利用)」としてお申込みの上,以下の担当職員まで「行事参加無料券(原本)」をご郵送ください.
◆協賛団体会員の方は「協賛団体一般」「協賛団体学生」を選択し,「会員番号」に協賛団体会員番号,「通信欄」に協賛団体名をご記入ください.
参加費は全て税込み価格です.
【教材】当日のパワーポイント資料を配布資料とします.配布資料は事前にお申込み時の住所へ郵送します.販売はいたしません.
対面でご参加の方は当日会場へご持参ください.会場での配布はございません.
なお,教材に含まれる文章・図・写真等の無断での複製・転載・利用等については固くお断りいたします.
【申込締切】 2024年10月10日(木)
【申込方法及び注意事項】
Payventより受付
URL: https://app.payvent.net/embedded_forms/show/66cc07c6a841cd26f097ef2a
■聴講料は、10月10日(木)までにご入金をお願いします.
■聴講料のお支払いには、クレジットカード(Apple pay、Google pay含む)・銀行振込のいずれかがお使いいただけます.
■銀行振込の際の振込手数料は、各自でご負担いただきます.予めご了承ください.また、振込先の口座は申し込みごとに異なり、他の申し込みとまとめてのお支払いは出来かねます.
■銀行振込でのお支払期限は、原則としてお申し込みから3日以内です.ご入金が確認出来ない場合、こちらでキャンセル処理をさせていただきますのでご了承ください.
■お申込内容は、Payventより配信されるお申し込み完了メールからご確認いただけます.メールが届かない場合は、「payvent.net」からのメールを許可するように受信設定をお願いします.
■原則として,決済後はキャンセルのお申し出がありましても返金できませんのでご注意願います.
本ページからのお申し込みについては,集会事業申込規約にご同意いただいたものとみなします.
【領収書について】
■領収書のお宛名には参加者の氏名が自動で記載されます.ご所属先を宛名に追加する場合は申込フォームの”領収書のお宛名”欄に記載をお願い致します.(こちらに氏名を入力しますと、宛名に氏名が重複しますのでご注意ください.
■領収書はPayventからのお支払い完了メールに記載されているURLよりダウンロードいただけます.
【問合せ・行事参加無料券郵送先】
〒162-0814 東京都新宿区新小川町4-1 KDX 飯田橋スクエア2階
一般社団法人 日本機械学会
機素潤滑設計部門担当 松田・金子/E-mail:matsuda@jsme.or.jp, kaneko@jsme.or.jp
機械材料・材料加工部門担当 近藤/E-mail:m.kondo@jsme.or.jp