【開催日】
2013年8月7日（水）13. 30～（予定）

【趣　旨】
「機械の日・機械週間」は，機械技術がどのように社会や産業の健全な発展に役立っているか，その将来はどのように社会生活等に貢献できるかを広く社会と共に思考する国民的な記念日として制定されました．技巧上達を祈念する中国の祭りである「乞巧奠（きっこうでん）」（乞は願い，巧はたくみ・技術，奠は祭り）に於いて，神に捧げる御衣を「棚機（たなばた）」という織機で織り上げたことから生じたとされる「七夕」の中暦にあたる8月7日を「機械の日」，8月1～7日を「機械週間」（メカウィーク）と定義しています．
本会では，2007年度より「機械の日」を記念した行事を開催してきました．2011年の東日本大震災以降は機械工学・技術が社会の安全・安心にどう貢献できるかをテーマとして開催してきましたが，2013年度は，未来に夢をつなぐ話題として「のりもの」の現在と未来をテーマとした講演会を中心に企画させていただきました．ひこーき，でんしゃ，くるま，ふね，の４つの「のりもの」を対象として，近年実現している話題の技術を紹介していただくとともに今後の技術が生み出す交通や輸送の10年，20年後の将来像を講演者とともに思い描きます．
8月7日に東京大学本郷キャンパス山上会館に於いて上記講演会を含む記念行事を開催し，併せて「機械の日」を含む前後に，関係諸団体，支部・部門による様々な記念行事を全国各地で開催する予定です．
多数の皆様のご参加をお待ちしております．なお，機械の日，機械週間関連諸行事等詳細に関しては，ホームページ（http://www.jsme.or.jp/kikainohi/）をご参照下さい．

【式次第】
１．開会挨拶 「機械の日」実行委員会委員長　藤井孝藏　（13：30－13：35）
２．会長挨拶 日本機械学会会長　矢部　彰（13：35－13：40）
３．日本機械学会選定機械遺産認定表彰（13：45－14：30）
（1）選定主旨・経緯説明　機械遺産委員会委員長　 大久保英敏
（2）認定証授与式（贈呈者　日本機械学会会長　矢部　彰）
（3）代表者挨拶
＊機械遺産のパネル展示
４．記念講演会「未来ののりものを考える」
（1）「ひこーき」　宮川淳一（三菱重工株式会社）（14：40－15：20）
　　　講演題目：「MRJの開発　日本の翼を世界の空へそして未来へ」
（2）「れっしゃ」　保坂史郎（東海旅客鉄道株式会社）（15：25－16：05）
　　　講演題目：「超電導リニアによる中央新幹線」
（3）「くるま」　　農沢隆秀（マツダ株式会社）（16：10－16：50）
　　　講演題目：「期待される次世代移動体としての自動車」
（4）「ふね」　　　田中康夫（日本郵船株式会社）（17：00－17：40）
　　　講演題目：「環境にやさしく　楽しい船」
５．閉会挨拶 日本機械学会筆頭副会長　久保司郎
６．懇親会（東京大学山上会館）（18：20―20：00）
　　　会費：3 000円（当日会場にて申し受けます）

協賛（予定）　
エネルギー・資源学会，化学工学会，可視化情報学会，火力原子力発電技術協会，空気調和・衛生工学会，軽金属学会，計測自動制御学会，自動車技術会，精密工学会，ターボ機械協会，日本エネルギー学会，日本音響学会，日本ガスタービン学会，日本技術士会，日本技術史教育学会，日本金属学会，日本計算工学会，日本原子力学会，日本工学アカデミー，日本工学会，日本航空宇宙学会，日本混相流学会，日本材料学会，日本産業技術教育学会，日本船舶海洋工学会，日本塑性加工学会，日本鋳造工学会，日本伝熱学会，日本トライボロジー学会，日本熱物性学会，日本燃焼学会，日本マリンエンジニアリング学会，日本流体力学会，日本冷凍空調学会，日本ロボット学会，発明協会，溶接学会

後援（予定）　
文部科学省，経済産業省，国土交通省，科学技術館，国立科学博物館，産業技術総合研究所，電気事業連合会，日本科学未来館，日本学術会議，日本機械工業連合会，日本工作機械工業会，日本商工会議所