創立50周年記念式典および特別講演会 「グローバル化に立ち向かう機械系人材育成」
【式 典】(13.00~13.50)
式典次第
開会の辞
挨拶 日本機械学会北陸信越支部長 山崎光悦
祝辞 日本機械学会会長 矢部 彰
祝辞 長岡技術科学大学理事・副学長 武藤睦冶
功労者表彰式
功労者代表挨拶
「支部50年のあゆみ」紹介
閉会の辞
【特別講演会】(14.00~15.10)司会:原 利昭(新潟工科大学)
「YKKの海外展開と技術力強化」
YKK(株) 代表取締役会長 吉田 忠裕
趣旨
21世紀になってから,我が国でグローバル化が声高に叫ばれるようになってきました.これは,明治維新のときの開国に続く,第2の開国ともとらえることができます.低迷する景気が長引くのもグローバル化の波に乗り遅れたことに原因があるとの意見があります.グローバル化を進めるために,大学にも企業にも世界で戦える人材の育成が求められています.新潟県内企業や北陸信越地域の企業はもちろんのこと,日本全国の企業がこのような景気状況下でいろいろと試行錯誤をしながら生き残りを図っております.そこで,厳しい状況を打破する上で是非とも必要といわれるグローバル人材の育成について考えることと致しました.YKK(株)吉田 忠裕 氏には,世界戦略から見る人材育成のあり方や考え方について貴重なお話しをご披露頂きます.
休 憩(15.10~15.20)
パネルディスカッション(15.20~16.55)
司会(モデレーター):西田憲二(コマツ産機(株))
【テーマの紹介・解説とパネリストの紹介】
基調講演(15:30~16:00)
「コロナの経営理念と商品開発
-日本初の石油ストーブからオンリーワンのナノミストまで-」
(株)コロナ 代表取締役社長 内田 力
趣旨
企業の規模に拘わらずグローバルな事業展開が求められています.同時に商品や技術に基づく事業競争力の強化も必要不可欠といえます.そのために企業は即戦力となる人材を求め,大学は即戦力人材をどのように育成すべきかに頭を悩ませています.特に,出口が広く,高いものづくり技術が求められる機械系学生は,イノベーション人材としての期待が大きいことから,質の高い人材育成手法が必要となっています.
このような視点に立って,自ら大学時代に機械工学を専攻し,“エコキュート”をいち早く世に送り出した(株)コロナ 内田 力 氏に基調講演をお願いしました.ひきつづき,パネルディスカッションでは,地域を支える機械系人材の育成を大学と企業がどのように考えるべきかをパネリストに論じて頂きます.これをきっかけに,日本企業が東南アジアや世界で,あるいは国内で生き残るための人材育成はどうあるべきかを皆様と共に考え,方向性を見いだせればと存じます.
パネリスト
・(株)コロナ 代表取締役社長 内田 力
・(株)IHIシバウラ 商品開発室 役員付 高橋 浩
・立山科学工業(株) 取締役 高村元二
・金沢大学 理事・副学長 山崎光悦
・福井大学 理事・副学長 岩井善郎
・新潟大学 教授 新田 勇
【参加者交流会】(17.00~ 19.00)
会 場:朱鷺メッセ メインホール(2階)
会 費:5000円