一般社団法人 The Japan Society of Mechanical Engineers

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講習会「空力音・流体音の静粛化」

2023年10月18日 | 環境工学部門ハイブリッド開催若手CP対象講習会No.23-91

若手会員のための資格継続キャンペーン対象講習会

(企画     環境工学部門)

U R L     https://www.jsme.or.jp/env/

協 賛(順不同) (一社)スマートサウンドデザインソサエティ,(公社)自動車技術会,(一社)日本音響学会,(公社)日本騒音制御工学会

開催日 2023年10月18日(水) 9:30~17:00

 

会 場 ハイブリッド開催(対面:中央大学後楽園キャンパス2号館2階2215室(東京)、オンライン:Zoomを使用)

https://www.chuo-u.ac.jp/access/kourakuen/

※新型コロナ感染拡大状況によってはオンライン開催のみで開催する可能性があります.

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(オンライン参加者の方へ)時間になりましたらPeatixの本イベント視聴ページにリンクしたZoomのURLよりご視聴いただけます.資料も同ページ内に,開催3日前までにアップロード予定です.

必ず前日までに通信環境や必要機材の準備・確認をした上でご参加ください.

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趣 旨

情報機器や家電製品の省エネ化・小型化を進めると,換気や冷却を担っている各種の流体を高速流動させるため,流体音・空力音が大きくなります.自動車や鉄道車両の高速化においても同様です.身の回りの小さな機器から,大きな産業機械やプラント設備においてまで,発生する騒音の原因の半分近くが流体音であり,利用する流動現象が高速になるほど,流体音が顕著になります.静粛な機械製品の提供のためには,流体音の制御・静粛化が不可欠です.流体音の基本メカニズムから予測方法,制御技術・低減技術までを,事例に基づいて解説します.

 

題目・内容・講師

9:30~10:50/(1)空力音の物理(基礎方程式と発生機構について)

空力音の研究に必要となる基礎方程式を導出し,空力音がどのようなメカニズムで発生するのかを学習する.力学的な特性を理解することにより,計測方法,計算方法を理解しやすくなります.まずは空力音の基礎を理解し,以降の講義を理解するための準備をします.

豊橋技術科学大学  飯田  明由

11:00~12:00/(2)代表的な流体音の特徴と低減方法

代表的な流体音が発生しやすい機器や部位と特徴およびその低減方法のヒントなどを解説する.エオルス音,噴流音,風切り音,キャピティ音,流体自励音,気泡流の音,脈動音などを紹介する.

中央大学  理工学部 精密機械工学科  丸田  芳幸

13:00~14:20/(3)送風機騒音の解明と低減

各種装置の換気や機器の冷却で様々な送風機が利用されており,低騒音化が求められている.送風機騒音の発生メカニズムやその解明方法と,幾つかの低騒音化の成果を,事例に基づいて判りやすく解説する.

長崎大学  名誉教授  林  秀千人

14:30~15:25/(4)空力音の予測 (実験と数値シミュレーション)

最新の流体計測技術と数値流体解析技術を紹介します.何が計測できて何ができないのか,解析でどこまで予億できるのか?自動車やファンの事例をもとに紹介します.また,空力音の制御手法についても紹介する.

豊橋技術科学大学  飯田  明由

15:30~16:40/(5)流体騒音の静粛化事例

空気や液体などの流体を取り扱う機械装置の静粛化事例を複数例説明する.メカニズムの解明方法と低減対策に関して事例に基づいて紹介し,併せて失敗した事例も解説する.

中央大学  理工学部 精密機械工学科  丸田  芳幸

16:45~17:00(最大18時まで)
(6)質疑応答・個別相談

(1)~(5)の講義内容に関する質問と回答.加えて空力音・流体騒音に関連する業務で悩まれている技術課題のご相談に応じて,解決に向けてのアドバイスを行う.

講師一同

 

参加登録         Peatix(ピーティックス)にて受付します.下記URLよりご確認の上,1名ずつお申込みください.

https://jsme23-91.peatix.com/

 

◆申込・入金締切 2023年10月12日(木)

◆定員 50名程度,申込先着順で定員になり次第締切ります.

◆聴講料(いずれも税込)

正員 23,000円,会員外 40,000円,学生員 8,000円,一般学生 15,000円

協賛団体会員 23,000円,協賛団体学生会員 8,000円

 

【注意事項】

  • 決済はクレジットカード,コンビニ/ATMが選択可能ですが,コンビニ/ATMでのお支払いの際は,1件あたり220円(税込)の手数料をご負担いただきます.
  • Peatixコメント欄およびメッセージ機能で連絡いただいても返信できかねますので,ご不明点は下記問合せ先に直接ご連絡ください.
  • 学生員から正員資格へ移行された方は,卒業後3年間,本会講習会へは学生員価格で参加可能です.申込先フォームの会員資格は「正員(学生員から正員への継続特典対象者)」を選択し,通信欄に卒業年と卒業された学校名をご入力ください.
  • 特別員の資格(正員扱い)で行事に参加される場合,聴講料は正員の価格となります.下記申込先フォームの会員資格は「特別員 行事参加料割引コード利用」を選択し,「会員番号」に「行事参加料割引コード」(xxxxxxx-xxxx)をご記入下さい.
  • 「特別員行事参加無料券」を利用される場合,聴講料は無料となります.予め「特別員行事参加無料券(原本)」をご用意の上,「特別員 行事参加無料券利用」を選択のうえお申込みください.「行事参加無料券(原本)」を以下問い合わせ先担当職員宛にご郵送ください.
  • 協賛団体一般・学生会員の方は機械学会会員と同じ価格でご参加いただけます.「協賛団体一般」「協賛団体学生員」を選択し,「会員番号」に所属団体の会員番号を,「通信欄」には協賛団体名をご記入ください
  • 請求書の発行は対応できかねます.
  • 申込後のキャンセル,返金はできません.スケジュールをよく確認の上,参加申し込み頂きますよう,ご協力お願い申し上げます.
  • 一部の講義がオンライン形式となる場合や,事前収録動画を再生する場合があります.

 

【領収書について】

Peatixより発行される領収データには、適格請求書発行事業者登録番号の記載はございません。インボイス制度に対応した領収書をご入用の場合、本会ホームページ内“よくある質問→お支払い等-財務グループ編→領収書の修正(再発行)を希望します”をご確認の上、別途メールにてご連絡ください。Peatixメッセージ機能での連絡はお控えください。

 

教 材      教材は対面・オンラインを問わずPDFを各自ダウンロードして頂きます.紙媒体の教材は作成・頒布いたしません.

会場
ハイブリッド開催(Zoom/中央大学)
問い合わせ先

〒162-0814 東京都新宿区新小川町4番1号 KDX飯田橋スクエア2階
日本機械学会環境工学部門(担当 橋口)
電話:(03)4335-7615/E-mail: hashiguchi(at)jsme.or.jp

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