一般社団法人 The Japan Society of Mechanical Engineers

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ジョブ型社会における働き方~機械系技術者のキャリア形成~

2023年10月14日 | 人材育成・活躍支援委員会ハイブリッド開催特別講演会No.23-90

共催:日本技術士会(日本機械学会,日本技術士会共同開催)

(企画:日本機械学会 人材育成活躍支援委員会、日本技術士会 機械部会)

 

協賛(予定):日本技術者教育認定機構,自動車技術会,日本ガスタービン学会,日本計算工学会,

日本エネルギー学会,日本工学教育協会

 

【開催日】2023年10月14日(土)12:50-17:00

【開催形態】会場での対面開催及びZoom同時配信を利用したハイブリッド開催

【会場】 東京理科大学 森戸記念館(13号館)第1フォーラム(東京・飯田橋)

〒162-0825 東京都新宿区神楽坂4-4−2

https://www.jsme.or.jp/jinzai/morito.pdf

【開催趣旨】

ジョブ型(ジョブディスクリプション型)雇用への転換を図る企業が拡大する等,技術者の働き方が大きく変わろうとしています.本講演会では,技術者および技術者の卵である学生の皆様に向けて,今後のキャリアプランの参考となる情報共有の場を企画しました.技術者のWell-being,新しい独立のかたち,技術士や機械状態監視などの資格・認定制度の活用法など,多岐に渡る情報をそれぞれの専門家の講師から発信した上で,参加者の皆さんとディスカッションを行います.本講演会は,学生,社会人,企業の人事関係の方など幅広い方々を対象にしております.皆様のご参加をお待ちしております.

 

【プログラム】

司会 加藤 直樹(三菱電機 技術士(機械部門))

 

12:50~13:00 「開会のあいさつ」

日本機械学会 人材育成・活躍支援委員会委員長 山本  誠(東京理科大学 教授)

日本技術士会 機械部会 部会長 前田 慶之 技術士(機械部門)

 

≪アカデミックの視点からの提言≫

13:00~13:30 「個人と社会のwell-being(幸せ)を志向する技術者の育成 -Positive Engineering Education の可能性-」

札野 順(早稲田大学大学総合研究センター 教授)

概要:現在,さまざまな領域でwell-being(幸せ/よく生きること)が注目されています.世界最大の技術系学協会であるIEEEも技術者の究極的な目的はwell-beingであるとしています.一方,well-beingに関する科学的研究も進み,その知見を教育に取り入れたpositive educationも実践されています.本講演では,個人と社会のwell-beingの実現に貢献できる技術者を育成する次世代型教育プログラムについて検討します.

 

≪産業界の視点からの提言≫

13:35~14:05 「ジョブ設定における課題」

今成 邦之(株式会社アイリスマネジメント 代表取締役)

概要:定年まで残り数年の時期に独立を決心し,自分の会社を設立して独立しました.当社では,複数の専門性を適切に統合し,品質と安全性を担保した製品開発を行うための方法を提供しています.専門性が細分化しタコツボ化しつつある中でその必要性を感じたからです.専門性を狭義で定義するか広義で定義するかでその後の発展性は変わります.ジョブの設定も同様でしょう.市場性,人材育成の視点も含め,考えるタネを提供します.

 

14:10~14:40 「自律的にキャリアを形成するジョブ型社会の技術者~企業に勤める技術者として~」

幸本 宏治(株式会社IHI 技術開発本部 技術基盤センター 数理工学グループ 主任研究員)

概要:三菱電機株式会社に勤務後,株式会社 IHIに転職.一貫してCAEを活用した製品性能や設計プロセスの改善に従事する中,関連資格として技術士(機械部門) ,計算力学技術者1級(固体力学,振動) ,VEスペシャリストを取得.

ジョブ型雇用制度への転換により,社外に証明できる職務経歴を意識して自律的にスキルアップしながらキャリアを形成する重要性が増すことについて,普段の業務や転職時に経験した実例を紹介します.

 

≪資格活用の事例紹介≫

「生涯現役に役立つ資格」

14:45~15:15 建設業法における機械器具設置工事への技術士資格活用の二例

① 大丸 讓二(株式会社山陽技術コンサルタント、技術士(機械,建設,総合技術監理部門))

概要:企業内技術士のケース

建設業法の機械器具設置工事に関し紹介し,企業内技術士における活用事例を紹介します.

これまで10年余,三菱重工及び重工グループ会社で技術士(機械部門)の資格を活かし、

企業内での現地工事・営業所の監理技術者として働いてきましたので、その事例を紹介します。

② 小林 政徳(小林政徳技術士事務所 技術士(機械,電気電子,総合技術監理部門))

概要:独立技術士のケース

「機械器具設置」の資格を持っている技術者は,その資格を活かして企業と雇用契約を結ぶこと

ができます.これが独立技術士の収入源の大きな一つとなるので,その事例を紹介します.

 

15:20~15:50 「機械状態監視資格認証制度の紹介と活用事例」

日本機械学会 機械状態監視資格認証事業委員会 委員長

藤原 浩幸(防衛大学校 教授,技術士(機械部門))

概要:メンテナンス技術は機械を長く使っていくうえで必須の技術となっています.また,国際的な基準を設けてこの技術を修得した技術者が国を問わずに活躍できるようになってきています.日本機械学会では「振動」と「トライボロジー」を利用した機械の状態監視技術者を国際規格ISOに基づいて認証しています.本講演ではこの「機械状態監視資格認証(振動,トライボロジー)」についての解説と状態監視の事例を紹介します.

 

16:00 パネルディスカッション,総合質問及び討論

モデレーター:山本 誠,加藤 直樹

パネリスト:講演者全員

 

17:00 閉会

 

【参加費(税込)】(学生は参加費無料!参加登録は必要(現地参加,オンライン参加いずれも同じ)

日本機械学会正員,日本機械学会特別員,日本技術士会会員,協賛団体会員:2,000円

学生員,一般学生:無料

会員外(学生以外の一般参加):3,000円

※閉会後,森戸会館にて懇親会(17:30~19:00)の開催を予定しています.会費:4,000円.詳細は参加登録者宛に別途ご案内いたします.

 

【定員】
・現地:100名,オンライン:300名

 

【申込方法】Peatix(ピーティックス)にて受付します.

はじめてPeatixを利用される方は、お申込み前にPeatixアカウントを取得(新規登録)していただく必要がございます.

詳細は下記URLよりご確認の上,お一人ずつ個人単位でお申込みください(一人で複数不可).

※参加費無料の方もお申込みをお願いします.

※現地参加とオンライン参加のいずれかを選んでください.現地参加は,先着順となります.定員になり次第受付を終了します.

※開催2-3日前を目安に資料・受講URL(zoom)などをお申込みいただいたメールアドレスにご連絡いたします.

https://jsme23-90.peatix.com

 

【申込締切】

9月29日(金)までのお申込みをお願いします.

 

【注意事項】

特別員(法人会員)資格にてご参加の場合は,会員番号欄に11桁の行事参加料割引コード(XXXXXXX-XXXX)をご入力ください.
協賛団体会員の方は「協賛団体一般」「協賛団体学生」を選択し,「通信欄」に協賛団体名をご記載ください.

参加費のお支払いには,クレジットカード・コンビニ・ATMのいずれかがお使いいただけます.コンビニ/ATM払いでのお支払いの際は1件あたり220円(税込)の手数料をご負担いただきます.

コンビニ/ATMでのお支払期限は,お申し込みから3日以内です.申込後3日以内にお支払いされなかった場合は自動でキャンセルとなります.

お申込内容は,PeatixアカウントもしくはPeatixより配信されるお申し込み詳細メールからご確認いただけます.メールが届かない場合は,「peatix.com」からのメールを許可するように受信設定をお願いします.

原則として,お支払い完了後はキャンセルのお申し出があってもご返金できませんので何卒ご了承ください.

 

【領収書】

Peatixより発行される領収データには、適格請求書発行事業者登録番号の記載はございません。インボイス制度に対応した領収書をご入用の場合、本会ホームページ内“よくある質問→お支払い等-財務グループ編→領収書の修正(再発行)を希望します”をご確認の上、別途メールにてご連絡ください。Peatixメッセージ機能での連絡はお控えください。

 

【問い合わせ先】日本機械学会 事業企画グループ 田中

E-mail: tanaka@jsme.or.jp/TEL: 03-4335-7616

会場
東京理科大学 森戸記念館+オンライン

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