プログラミングで学ぶ熱物性推算-基礎編-
プログラミングで学ぶ熱物性-ステップアップ編- もぜひご参加ください
◆会期:2023年10月3日(火)
◆オンライン開催(Zoom)
※ミーティングURL,電子ファイル教材についてのご連絡は,開催3日前を予定しています.
※必ず前日までに通信環境や必要機材の準備・確認をした上でご参加ください.
◆趣旨:熱・エネルギーシステムや流体機械など様々な機械工学分野において,正確な流体の物性値が必要となる場面は多々あります.ひとくちに流体の物性値といっても,条件が刻々と変化するような場合は,便覧やデータブックの表から抜き出した値だけでは不正確となることがあります.本講習会では,温度や圧力,密度の関数として物性値を与えるような各種の相関式または状態方程式について解説し,それを実際の計算に組み込む際のプログラミングまで実習することで,各種流体熱物性計算のバックグラウンドの知識としてすぐに応用可能な基礎を身に着けていただくことを目指します.
なお,実習にあたってPython実行環境が整っていることが望ましいです.Pythonが初めての方のために,開発環境のインストール方法などの説明資料,動作確認用のサンプルコード,ならびに講習で使うコードを事前配布いたします.
◆習得できる知識:
・流体物性計算のバックグラウンドとなる,物性推算の基礎(相関式や各種の熱力学状態方程式),飽和状態における収束計算方法
・状態方程式からの各種熱力学性質の導出方法(圧力,温度,密度,比熱,音速,エンタルピ等)
・以上の計算過程のコーディング(Python)
・REFPROP等の物性計算ライブラリの利用方法
・熱工学における応用方法
◆プログラム:
10:00~12:00(基礎)
各種相関式,ビリアル状態方程式,Peng-Robinson式の理論背景,計算方法および例題によるコーディング実習
13:00~14:40(応用1)
ヘルムホルツ型状態方程式の成り立ち,計算方法およびコーディング実習
15:00~16:40(応用2)
応用問題(サイクルのエネルギ収支、伝熱計算、etc.)とそのコーディング例,汎用物性計算ライブラリ(REFPROP)の使用方法,アンケート
講師
産業技術総合研究所 粥川洋平
九州産業大学 赤坂亮
◆定員:75名
◆申込期限:2023年9月26日(火)
◆参加費(いずれも税込,教材代含む):
正員12,000円,学生員(博士後期課程含む)8,000円
会員外18,000円,一般学生(博士後期課程含む)10,000円
◆申込方法
Peatix(ピーティックス)にて受付します.詳細は下記URLよりご確認の上,1名ずつお申込みください.
URL : https://jsme23-88.peatix.com/
- コンビニ/ATM払いでのお支払いの際は,1件あたり220円(税込)の手数料をご負担いただきます.
- Peatixコメント欄およびメッセージ機能で連絡いただいても返信できかねますので,ご不明点は下記問合せ先に直接ご連絡ください.
- 学生員から正員資格へ移行された方は,卒業後3年間,本会講習会へは学生員価格で参加可能です.申込先フォームの会員資格は「正員(学生員から正員への継続特典対象者)」を選択し,通信欄に卒業年と卒業された学校名をご入力ください.
- 特別員の資格(正員扱い)で行事に参加される場合,聴講料は正員の価格となります.下記申込先フォームの会員資格は「特別員 行事参加料割引コード利用」を選択し,「会員番号」に「行事参加料割引コード」(xxxxxxx-xxxx)をご記入下さい.
- 「特別員行事参加無料券」を利用される場合,聴講料は無料となります.予め「特別員行事参加無料券(原本)」をご用意の上,「特別員」としてお申込みください.「行事参加無料券(原本)」を担当者宛にご郵送ください.
- 請求書の発行は対応できかねます.
- 申込後のキャンセル,返金はできません.スケジュールをよく確認の上,参加申し込み頂きますよう,ご協力お願い申し上げます.
【領収書について】
Peatixより発行される領収データを領収書としてお使いください.領収書はPeatixアカウントへログイン時に表示されるチケット画面もしくはお申し込み詳細メールからご取得いただけます.取得方法等の詳細は下記URLをご確認ください.
https://help-attendee.peatix.com/ja-JP/support/solutions/articles/44001821741
領収書の修正を希望される場合,以下のサイトの「お支払い等ー財務グループ編」→「領収書の修正(再発行)を希望します」をご参照ください.
https://www.jsme.or.jp/member/question/#reciept_md
◆11月21日に,ステップアップ編として混合物の計算,輸送性質の算出方法,REFPROPのさらに詳しい使用方法に関する講習会を企画しております.そちらもあわせてご検討ください.