一般社団法人 The Japan Society of Mechanical Engineers

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よくわかる材料強度学

2023年8月25日 - 2023年8月25日 | 材料力学部門オンライン開催若手CP対象設計技術-基礎講習会No.23-54

お知らせ

2023/8/16  参加者各位宛に講習会教材資料,参加用ZoomURL,アンケートを配信しました.届いていない方は,末尾の担当者までご連絡下さい.

 

若手会員のための資格継続キャンペーン対象講習会

No.23-54 講習会「よくわかる材料強度学」
(設計・生産技術者のための基礎講座)
(材料力学部門企画)

本講習会はZoomを利用してオンラインで開催いたします。

開催日時 2023年8月25日(金)10:00~16:50

会 場 オンライン開催(Zoomミーティングを利用)

趣 旨 最近は3次元CADと有限要素法を組み合わせたCAEによって,機械・機器・装置の設計効率を高める試みが日常となりつつあります.このことは,一人のエンジニアに幅広い知識を要求することになり,その結果,材料の強度を専門としてこなかった設計者が強度についても検討しなければならない状況になっています.また,CAEはコンピュータを扱うことから,比較的若いエンジニアに託される傾向にありますが,機械工学という学問領域は多岐にわたるため,現在必要とされる知識が学生時代に修得したものと一致しない場合もあります.こうなると,独学でそれらの知識を修めなければなりません.特に有限要素解析においては情報を入力すれば必ず解が得られるという利便性がありますが,その解の妥当性を検討するためには材料力学,弾塑性力学や破壊力学等の材料強度に関する知識が欠かせません.ちょっとした境界条件の相違で解が大きく変わることは,しばしば経験することです.つまり,これらの学問体系をある程度修得しておかなければ,知らないうちに設計ミスを犯す可能性を秘めていることになります.
本講習会は独学でこれらの知識を習得しようと考えていたエンジニアの助けになるものです.講師は現役の大学教員で関連する内容の講義を担当している方と,破壊力学を多用する研究現場の一線で活躍されている方になります.大学の講義ほど十分な時間は取れませんので,この講習会がこの分野の学問を勉強するきっかけ(導入)となるように配慮しました.「学生時代に材料力学は苦手だったけれど…」,「当時はいったい何の役に立つのか分からなかったけど,こんなことになるなら….」等,もう一度,材料強度について勉強したい(しなければならない)エンジニアの方々のご参加をお待ちしています.

題目・講師 (司会 田中 展)
10.00-10.50/(1)応力とひずみ
応力テンソルの定義,主応力および応力とひずみの関係について説明する.
横浜国立大学 教授 尾崎 伸吾
11.00-11.50/(2)破壊と破損の法則
物理量として応力,ひずみ,ひずみエネルギーを用いた破壊と破損についての代表的な強度説について説明する.
横浜国立大学 教授 尾崎 伸吾
13.00-13.50/(3)脆性材料と延性材料の材料強度の考え方
脆性材料の強度評価のための最弱リンク説やワイブルプロット,延性材料における降伏挙動および加工硬化の記述方について説明する.
横浜国立大学 教授 尾崎 伸吾
14.00-14.50/(4)き裂の力学
破壊力学の必要性,応力拡大係数の正体や物理的な意味などについて解説し,応力拡大係数の算出方法,応力拡大係数を用いての評価方法について述べる.
物質・材料研究機構 主幹研究員 小熊 博幸
15.00-15.50/(5)破壊靭性
破壊靭性値の定義とその果たす役割,および様々な材料の破壊靭性値とその決定方法について述べる.
物質・材料研究機構 主幹研究員 小熊 博幸
16.00-16.50/(6)破壊力学による構造健全性評価
最終的に設計者に求められる構造物の健全性評価について,破壊力学を用いた手法を述べる.
物質・材料研究機構 主幹研究員 小熊 博幸

定 員 60名,申込み先着順により定員になり次第締め切ります.

申込締切日 2023年8月11日(金)

聴講料(いずれも税込み)
正員・特別員(行事参加割引コード利用)15,000円,会員外25,000円,学生員5,000円,一般学生8,000円
いずれも教材1冊分代金を含みます.

◆学生員から正員資格へ変更された方は,卒業後3年間,学生員価格にて講習会にご参加いただけます.お申し込みの際,「正員(継続特典)」を選択し,卒業年と卒業された学校名を「通信欄」にご記入ください.
◆特別員(法人会員)で参加される場合,「行事参加料割引コード」のご利用で参加費は正員価格となります.お申し込みの際、「特別員」を選択し,「会員番号」に「行事参加料割引コード」(xxxxxxx-xxxx)をご記入下さい.
◆「特別員行事参加無料券」のご利用で,参加費は無料となります.「特別員(無料券利用)」としてお申込みの上,以下の担当職員まで「行事参加無料券(原本)」をご郵送ください.

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〒162-0814 東京都新宿区新小川町4-1 KDX 飯田橋スクエア2階

一般社団法人 日本機械学会 出版・販売Gr 篠原宛

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教 材 教材のみご希望の方には,1冊につき会員2,000円,会員外3,000円(いずれも税込)にて下記サイトにて申し込み下さい.

https://jsmepublic.thebase.in/items/77921083

行事参加申込方法
Peatixより受付:

https://jsme23-54.peatix.com/

お申込みの際の注意事項
◆はじめてPeatixを利用される方は,お申込み前にPeatixアカウントを取得(新規登録)していただく必要がございます.(Peatixアプリのダウンロードは必須ではありません。)
◆本ページにある「チケットを申し込む」をクリックし,必要事項をご入力の上,お支払いのお手続きをお願いします.
◆コンビニ/ATMでのお支払期限は,お申し込みから3日以内です。申込後3日以内にお支払いされなかった場合は自動でキャンセルとなります.
◆コンビニ/ATM払いでのお支払いの際は,上記参加費とは別に1件あたり220円(税込)の手数料をご負担いただきます.
◆原則として,決済後はキャンセルのお申し出がありましても返金できませんのでご注意願います.
◆本ページからのお申し込みについては,集会事業申込規約にご同意いただいたものとみなします.
◆お一人ずつ個人単位でのお申込みをお願いします.
◆参加費のお支払いには,クレジットカード・コンビニ・ATMのいずれかがお使いいただけます.
決済種別に関する詳細はこちらを、お支払い方法についてはこちらをご覧ください.
◆お申込内容は,PeatixアカウントもしくはPeatixより配信されるお申し込み詳細メールからご確認いただけます.メールが届かない場合は、「peatix.com」からのメールを許可するように受信設定をお願いします.
◆コメント欄およびメッセージ機能でのご連絡には返信できかねますので,下記の問い合わせ先に直接ご連絡ください.

領収書
◆Peatixより発行される領収データを領収書としてお使いください.領収書は、Peatixアカウントへのログイン時に表示されるチケット画面もしくはお申し込み詳細メールからご取得いただけます.取得方法等の詳細はこちらをご確認ください.

行事参加URLと教材の送付について
行事に参加するZoomURLと教材は開催日1週間前に電子メールにて,参加登録されましたメールアドレス宛に配信予定です.

その他
■本講座では大学学部教養課程で修得する微分・積分に関する基礎知識を必要とします.また,演習の際に,べき乗や対数の計算ができる電卓が必要となる場合がありますのでご持参下さい.
■参加者による,セミナーの静止画/動画撮影,録音は禁止です。「レコーディング」ボタンで録音することは法律で禁止されています。
■複数人での視聴ではなく個人単位でのお申込みになります。
■当日発表の音声,スライドの著作権は発表者に帰属します。
■ご入金が確認出来た方には視聴用のURLをお送りいたします。
■必要なもの
・視聴用のパソコン *必須
・イヤホンまたはスピーカー(PCに内蔵されているもので構いません。) *必須
・マイク(質問をする際に必要となります。)
・有線または無線ブロードバンドのインターネット接続  *必須
■事前にZoomの動作確認をした上でご参加下さい。

■問い合わせ先 担当職員:篠原 E-mail: t.shinohara[at]jsme.or.jp

会場
オンライン開催
申込締切
2023年8月11日

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