一般社団法人 The Japan Society of Mechanical Engineers

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講習会 セミナー「ヒトとクルマの運動制御」

2024年2月05日 - 2024年2月08日 | 交通・物流部門オンライン開催若手CP対象講習会No.23-132

若手会員のための資格継続キャンペーン対象講習会
本講習会(全8回)のうち,5回以上に参加された40 歳未満の正員の方は上記の要領により2025年度の会費を全額免除致します.

 

講習会 セミナー「ヒトとクルマの運動制御」
(交通・物流部門 企画)
【開催日時】 2024年2月5日 (月)~8日(木) 10:00~11:00, 13:00~14:00

【会 場】 オンライン開催(Zoom)
※ミーティングIDとパスワードは開催3日前を目途にお申し込みのメールアドレスへ通知いたします.Peatix視聴ページへのリンク掲載はございません.

【協 賛】 自動車技術会

【主 旨】 日本機械学会 交通・物流部門では,「基礎セミナー 自動車の運動力学」にて,初心者や新入社員を対象とした「運動力学の勘所」をわかりやすく解説しております.また,「とことんわかる自動車のモデリングと制御」にて,毎回設定されるテーマに即した第1線の応用トピックスを紹介しております.
本セミナーでは,初学者のための「基礎セミナー」と第1線の応用トピックスを紹介する「とことんわかる自動車のモデリングと制御」の中間的な位置づけとして,研究開発に取り組み始めた実務者,大学・大学院の学生の皆様を受講者として想定し,自動車工学の基礎理論から応用研究までを体系的に解説します.自動車工学の基礎的なモデリングについては,モデルの紹介に留まらず,モデリングの前提となる条件や導出の過程を丁寧に解説することで,研究開発に必要な基礎知識を修得いただきます.自動車の運動制御は,数式で記述されるモデルに基づくモデルベース設計が行われますが,設計の際には,モデリング過程における前提条件などの十分な知識が必要となります.さらに,基礎知識として修得いただくモデルが応用研究に活用される事例をわかりやすく紹介することで,受講者のテーマにおける課題解決のヒントになることが期待されます.本セミナーは,テーマ別全8回の構成としており,各回個別に受講申し込みが可能です.また,小野英一著「ヒトとクルマの運動制御」をテキストとして,全8回を一人の講師が担当します.このため,記号の定義や式番号などの統一が図られ,応用研究の事例紹介時にも関連する基礎理論をテキストで容易に振り返ることができます.

【講演要旨】
2月5日(月) 基礎編
10:00-11:00(質疑込み)
第1回 タイヤの力学モデル
力学的な意味を有し,かつ比較的精緻に現象を捉えるブラッシュモデルを中心に,タイヤ接地面における力の発生原理を丁寧に解説します(理解を深めるためのデモ装置の実演あり).

13:00-14:00(質疑込み)
第2回 サスペンションの力学モデル
サスペンションの原理を理解するために車体と車輪の質点の間にバネ,ダンパで近似した1輪サスペンションモデルを定式化し,乗り心地と接地性の関係を解説します(理解を深めるためのデモ装置の実演あり).

2月6日(火)基礎編
10:00-11:00(質疑込み)
第3回 制駆動系の力学モデル
ABSやトラクションコントロールの基礎方程式となる制駆動系の運動方程式を定式化し,タイヤ発生力(第1回),サスペンション(第2回)と組み合わせた制駆動運動について解説します(理解を深めるためのデモ装置の実演あり).

13:00-14:00(質疑込み)
第4回 クルマの運動モデル
3次元空間における剛体としての車体の運動と,車体に懸架された車輪の運動,さらにタイヤとサスペンションで発生する力を連成させた車両運動モデルについて解説します(理解を深めるためのデモ装置の実演あり).

2月7日(水)基礎編
10:00-11:00(質疑込み)
第5回 線形2輪モデルとステアリング制御の基礎
操舵に伴う主要な運動に着目して単純化した線形2輪モデルと,その活用事例として前後輪操舵制御による応答性の改善と外乱抑制性能について解説します.

13:00-14:00(質疑込み)
第6回 ドライバ操作のモデリング
クルマを操縦するドライバ操作のモデルである前方注視モデルについて解説するとともに,前方注視モデルは「動作に先駆けて対象を注視する」という人間を含む動物一般にみられる性質を表現した普遍的なモデルであることを示します.

2月8日(木)応用編
10:00-11:00(質疑込み)
第7回 タイヤの摩擦限界が車両運動に及ぼす影響と4輪発生力マネジメント
タイヤの摩擦限界時に生じる不安定現象(スピン)を解明するとともに,スピンを防止するための制御系設計について紹介します.さらに,タイヤ発生力を最大限利用するための4輪発生力マネジメントの研究事例を紹介します.

13:00-14:00(質疑込み)
第8回 ヒトの感受特性と人体挙動モデル
自動車の運動に対する「ヒトの感受特性」と評価ドライバの「評価コメント分析」に基づく,「気持ちよい運動」を目指したモデルベース設計の研究事例を紹介します.

【講 師】 (株)豊田中央研究所 小野英一

【定 員】 各回50名

【参加費】 各回1回につき正員・特別員・協賛団体一般2,000 円,学生員・正員(学生員から正員への継続特典対象者)・協賛団体学生1,000 円,会員外3,000 円,一般学生 1,500円
テキスト(希望者のみご購入下さい)4,675円(全8回共通で使用)→1月16日(火)にて本部門経由の販売は終了致しました。
※一度の申込で,参加希望回数分のチケット枚数のご購入をお願い致します.
(例:正員で第1回と第3回の参加希望→正員チケットを2枚購入,一般学生で第1回~第8回まで全て参加希望→一般学生を8枚購入)
また,申込フォーム内の質問にて,参加希望の回をご回答ください.
※本講習会は全8回中,正員の方は5回以上のお申し込みで,若手会員のための資格継続キャンペーンの対象となります.2024年4月1日時点で40 歳未満の正員の方は多くの回のご参加をご検討ください.

↓↓↓キャンペーンの詳細は下記をご確認ください↓↓↓
若手会員のための資格継続キャンペーン対象講習会

※参加費及びテキスト代は全て税込み価格です.本会の消費税の取り扱いについては,「よくある質問」をご参照ください.
※特別員の資格(会員扱い)で行事に参加される場合,聴講料は正員(課税)の価格となります.下記申込先フォームの会員資格は「特別員」を選択し,「会員番号」に「行事参加料割引コード」(xxxxxxx-xxxx)をご記入ください.
※学生員から正員資格へ変更された方は,卒業後3 年間,本会講習会への聴講は学生員価格にて参加が可能です.申込先フォームの会員資格は「正員(学生員から正員への継続特典対象者)を選択し,通信欄に卒業年と卒業された学校名を記載してください.
※「特別員行事参加無料券」を利用される場合,聴講料は無料となります.予め「特別員行事参加無料券(原本)」をご用意の上,「特別員」としてお申込みください.「無料参加券を利用する」と「コンビニ決済」を選択して申込完了後,担当職員まで「自動返信メール」「行事参加無料券(原本)」をご郵送ください.
※協賛団体会員の方は「協賛団体一般」「協賛団体学生」を選択し,「通信欄」に協賛団体名をご記載ください.
申込方法 ・下記に記載の注意事項を予めご一読の上,Peatixでのお支払いをお願いいたします.
1名ずつお申込みください.

【申込先】
こちらのURLよりお申し込みください.
URL: https://jsme23-132.peatix.com/
参加申込締切日:2024年1月9日(火)→1月29日(月)
※申込締切を延長いたしました.
なお、本部門を通してのテキストの販売は発送手続き等の関係により1月16日(火)をもちまして終了致しました。

【お申込の際の注意事項】
・本セミナーはオンライン形式で開催いたします.
・ はじめてPeatixを利用される方は,お申込み前にPeatixアカウントを取得(新規登録)していただく必要がございます.(Peatixアプリのダウンロードは必須ではありません.)
・ 本ページにある申込先URLをクリックし,必要事項をご入力の上,申込みのお手続きをお願いします.
・ お一人ずつ個人単位でのお申込みをお願いします.
・お申込内容は,PeatixアカウントもしくはPeatixより配信されるお申し込み詳細メールからご確認いただけます.メールが届かない場合は,「peatix.com」からのメールを許可するように受信設定をお願いします.
・コメント欄およびメッセージ機能でのご連絡には返信できかねますので,下記問い合わせ先に直接ご連絡ください.

【聴講料の支払いについて】
・ 参加費については,必ず1月29日(月)までに決済をお願いします.
・ コンビニ/ATM払いでのお支払いの際は,1件あたり220円(税込)の手数料をご負担いただきます.
・ コンビニ/ATMでのお支払期限は,お申し込みから3日以内です.申込後3日以内にお支払いされなかった場合は自動でキャンセルとなります.
・原則として,決済後はキャンセルのお申し出がありましても返金できませんのでご注意願います.
・Peatixより発行される領収データには,適格請求書発行事業者登録番号の記載はございません.インボイス制度に対応した領収書をご入用の場合,本会ホームページ内“よくある質問→お支払い等-財務グループ編→領収書の修正(再発行)を希望します”をご確認の上,別途メールにてご連絡ください.Peatixメッセージ機能での連絡はお控えください.

【問合せ先】
〒162-0814 東京都新宿区新小川町4番1号 KDX飯田橋スクエア2階
一般社団法人 日本機械学会 交通・物流部門(担当職員 中嶋)
電話:03-4335-7614 E-mail:y.nakajima@jsme.or.jp

会場
オンライン開催
申込締切
2024年1月29日

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