一般社団法人 The Japan Society of Mechanical Engineers

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ひずみ測定の基礎と応用

2024年1月25日 - 2024年1月26日 | 材料力学部門オンライン開催若手CP対象講習会No.23-123

お知らせ

2024/1/12 参加者各位宛に講習会の参加URL・郵送物・アンケートについての案内をメール送付しました.

2024/1/12 参加者各位宛に講習会教材・配布資料を発送しました.

 

若手会員のための資格継続キャンペーン対象講習会

本講習会はZoomを利用してオンラインで開催いたします.

開催日 2024年1月25日(木),26日(金)

会 場 オンライン開催

趣 旨 機械や構造物の設計においては,安全性を十分に確保する必要があると同時に,軽量化や低コスト化が求められています.形状や境界条件が複雑な部材の応力やひずみを,材料力学や弾性学の知識のみで知ることは非常に困難です.現在は有限要素法などの数値計算法による応力・ひずみ解析が主流ですが,境界条件が複雑な問題などにおいては,得られた結果が実際とどの程度合致しているか疑問が残ります.そのため,実際に機械や構造物に作用している応力やひずみを正確に測定することが重要です.
本講習会では,ひずみゲージを用いた測定法の基礎から,動的な測定法,特殊な環境下での測定法,光や画像処理,X線を用いた方法など,種々のひずみ測定法の基本的な原理や特徴,さらには応用例について解説します.また,一部の方法につきましては,計測デモンストレーションを通じて理解していただきます.この分野の業務に携わっている技術者・研究者の方々はもちろん,学生の方々,機械や構造物の安全性に関心のある方々の参加をお待ちしています.

題目・講師 (司会 尾崎 伸吾)
1日目: 2024年1月25日(木)
10.00-12.00/(1) ひずみゲージを用いたひずみ測定の基礎と応用 (1) (デモンストレーション付)
電気抵抗ひずみゲージによる測定の基本原理(ひずみゲージの基礎・特性,ブリッジ回路など)や,各種ひずみ測定器,測定精度の向上(ゲージ率感度補正,各種ノイズ対策など),多点ひずみ測定,主ひずみ算出法(ロゼット解析)などの測定実務に密接に関わる具体的な技術について,デモンストレーションを交えながら解説する.
株式会社東京測器研究所 栗生隆啓
13.00-14.35/(2) ひずみゲージを用いたひずみ測定の基礎と応用 (2)
電気抵抗ひずみゲージの特性(周波数特性,発熱・湿度の影響など),ひずみ測定回路の応用(曲げひずみの測定,温度変化の対策など),ひずみ測定実施上の注意事項などについて解説する.
豊橋技術科学大学 足立忠晴
14.50-16.30/(3) ひずみゲージを用いた特殊環境下におけるひずみ測定
ひずみゲージによる特殊な環境(高温,低温,水中,高圧など)におけるひずみ測定法とその応用例を解説する.
日本工業検査株式会社 高山博光
デモンストレーション(1日目)
ひずみ計測法                                株式会社東京測器研究所 栗生隆啓

2日目: 2024年1月26日(金)
10.00-11.45/(4) モアレ法による微小変位・ひずみ測定の基礎と応用
サンプリングモアレ法による二次元面内変位・ひずみ分布と面外変位測定法について,基本的な原理と応用例を解説する.
産業技術総合研究所 李 志遠
12.45-14.30/(5) デジタル画像相関法による変位・ひずみ測定
デジタル画像相関法(DIC)による2次元および3次元表面変位・ひずみ測定法,DVCによる3次元物体内部のひずみ測定法について,基本的な原理,測定の手順,応用例などを解説する.
青山学院大学 米山 聡
14.45-16.30/(6) 回折法によるひずみ計測
実験室X線,放射光および中性子等を利用した応力・ひずみ測定法の基本原理について解説し,応用例を紹介する.
横浜国立大学 秋庭義明

定 員 60名,申込み先着順により定員になり次第締め切ります.

申込締切日 2023年12月21日(木)

聴講料(いずれも税込み)
正員・特別員(行事参加割引コード利用)15,000円,会員外25,000円,学生員5,000円,一般学生8,000円
いずれも教材1冊分代金を含みます.

◆学生員から正員資格へ変更された方は,卒業後3年間,学生員価格にて講習会にご参加いただけます.お申し込みの際,「正員(継続特典)」を選択し,卒業年と卒業された学校名を「通信欄」にご記入ください.
◆特別員(法人会員)で参加される場合,「行事参加料割引コード」のご利用で参加費は正員価格となります.お申し込みの際、「特別員」を選択し,「会員番号」に「行事参加料割引コード」(xxxxxxx-xxxx)をご記入下さい.
◆「特別員行事参加無料券」のご利用で,参加費は無料となります.「特別員(無料券利用)」としてお申込みの上,以下の担当職員まで「行事参加無料券(原本)」をご郵送ください.

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〒162-0814 東京都新宿区新小川町4-1 KDX 飯田橋スクエア2階
一般社団法人 日本機械学会 出版・販売Gr 篠原宛
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教 材 教材のみご希望の方には,1冊につき会員2,000円,会員外3,000円(いずれも税込)にて下記サイトにて申し込み下さい.

行事刊行物

行事参加申込方法
Peatixより受付:

https://jsme23-123.peatix.com/view

お申込みの際の注意事項
◆はじめてPeatixを利用される方は,お申込み前にPeatixアカウントを取得(新規登録)していただく必要がございます.(Peatixアプリのダウンロードは必須ではありません。)
◆本ページにある「チケットを申し込む」をクリックし,必要事項をご入力の上,お支払いのお手続きをお願いします.
◆コンビニ/ATMでのお支払期限は,お申し込みから3日以内です。申込後3日以内にお支払いされなかった場合は自動でキャンセルとなります.
◆コンビニ/ATM払いでのお支払いの際は,上記参加費とは別に1件あたり220円(税込)の手数料をご負担いただきます.
◆原則として,決済後はキャンセルのお申し出がありましても返金できませんのでご注意願います.
◆本ページからのお申し込みについては,集会事業申込規約にご同意いただいたものとみなします.
◆お一人ずつ個人単位でのお申込みをお願いします.
◆参加費のお支払いには,クレジットカード・コンビニ・ATMのいずれかがお使いいただけます.
決済種別に関する詳細はこちらを、お支払い方法についてはこちらをご覧ください.
◆お申込内容は,PeatixアカウントもしくはPeatixより配信されるお申し込み詳細メールからご確認いただけます.メールが届かない場合は、「peatix.com」からのメールを許可するように受信設定をお願いします.
◆コメント欄およびメッセージ機能でのご連絡には返信できかねますので,下記の問い合わせ先に直接ご連絡ください.

領収書
◆Peatixより発行される領収データには、適格請求書発行事業者登録番号の記載はございません。インボイス制度に対応した領収書をご入用の場合、本会ホームページ内“よくある質問→お支払い等-財務グループ編→領収書の修正(再発行)を希望します”をご確認の上、別途メールにてご連絡ください。Peatixメッセージ機能での連絡はお控えください。

行事参加URLと教材の送付について
行事に参加するZoomURLと教材は開催日1週間前に電子メールにて,参加登録されましたメールアドレス宛に配信予定です.

その他
■本講座では大学学部教養課程で修得する微分・積分に関する基礎知識を必要とします.また,演習の際に,べき乗や対数の計算ができる電卓が必要となる場合がありますのでご持参下さい.
■参加者による,セミナーの静止画/動画撮影,録音は禁止です。「レコーディング」ボタンで録音することは法律で禁止されています。
■複数人での視聴ではなく個人単位でのお申込みになります。
■当日発表の音声,スライドの著作権は発表者に帰属します。
■必要なもの
・視聴用のパソコン *必須
・イヤホンまたはスピーカー(PCに内蔵されているもので構いません。) *必須
・マイク(質問をする際に必要となります。)
・有線または無線ブロードバンドのインターネット接続  *必須
■事前にZoomの動作確認をした上でご参加下さい。

■問い合わせ先 担当職員:篠原 E-mail: t.shinohara[at]jsme.or.jp

会場
オンライン開催
申込締切
2023年12月21日

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