熱工学コンファレンス2023「熱工学ワークショップ」
No.23-101 熱工学コンファレンス2023「熱工学ワークショップ」
開催日
2023年10月14日(土)12:00-14:00(予定)
企画
熱工学部門
趣旨
「熱工学ワークショップ」は2008年から毎年開催され,将来の熱工学・熱技術について産学交えて議論をして参りました。熱工学コンファレンス2016より、「熱工学ワークショップ」では産業界を中心とした講師に熱工学に係る技術上の諸課題や熱工学分野の専門家への期待を「熱マネジメント」をキーワードにレクチャー頂く企画を実施しております。7回目となる今回は神戸大学で行われる熱工学コンファレンス2023において開催し、関西の産業界の方々をお呼びして熱・エネルギーの先端技術をご紹介いただきます。この分野の専門家とのディスカッション、交流を持っていただくことで、関係者の今後の研究・開発活動の深化・拡大の萌芽となることを目指します。将来の展望とともに、技術上の課題、あるいは課題の解決・発展につながる諸分野の研究・開発の進展とその要素技術、熱工学分野に期待するところを共有いただき、ご一緒に考えていく場となることを期待しています。
なお、このワークショップは、熱工学コンファレンスと並行して10月14日(土)のお昼の時間帯を利用してランチョンセミナー形式で開催されます。
【スケジュール】
2023年10月14日(土)12:00-14:00(予定)
12:00-12:40 「パワーモジュールの信頼性に関する各種技術の紹介」
堀口 剛司 氏 (三菱電機株式会社)
<概要>
パワーモジュールの適用機器の拡大に伴い、その動作環境は多様化・過酷化しており、
信頼性や寿命推定に関連する技術について紹介する。
12:40-13:20 「革新的SOECメタネーション技術が切り拓くe-methaneによるゲームチェンジへの挑戦」
大西 久男 氏 (大阪ガス株式会社)
<概要>
水とCO2と非化石電力から高いエネルギー変換効率でe-methane(合成メタン)を製造可能で、
各種グリーン燃料技術の中で最も低コスト化ポテンシャルが高いと期待されている
SOECメタネーション技術の概要と特長・今後の展開などについて述べる。
13:20-14:00 「カーボンニュートラルに向けた暖房給湯ヒートポンプ技術の展開」
藤野 宏和 氏 (ダイキン工業株式会社)
<概要>
住宅における総消費エネルギー量の6割超を占める暖房・給湯需要のヒートポンプ化が、
特に欧州域で推奨されている。カーボンニュートラル実現に向けた取り組みとして、
欧州の暖房文化に合わせたヒートポンプ暖房機器の技術開発、
およびヒートポンプ機器を取り巻く課題について紹介する。
【会場】
神戸大学 大学院工学研究科 LR501 教室
【参加について】
参加費:無料 (お弁当を希望される方は1,000円となります。)
【参加申し込み方法】
熱工学コンファレンス2023にご参加される方は、どなたでもご参加いただけます。
お弁当の予約は熱工学コンファレンス2023の参加登録サイトからお申し込みください。
https://www.jsme.or.jp/conference/tedconf23/2023doc/sankahi.html
他の参加登録後でも追加で同サイトから申込いただけます。
【定員】
講演会場(LR501 教室)の定員は300名です。満室となった場合はご容赦ください。
【ご注意】
本ワークショップのみのご参加はできません。
—–問合せ先—–
・日本機械学会 熱工学部門 担当職員 小倉 辰徳、宮田 真希
E-mail: ogura@jsme.or.jp, miyata@jsme.or.jp
・第101期熱工学部門講習会委員会 巽 和也(京都大学)
E-mail: tatsumi@me.kyoto-u.ac.jp