ねじ締結の基礎~締付けから疲労まで~
2022年9月07日 - 2022年9月07日 | 機械材料・材料加工部門オンライン開催応用設計技術-応用講習会主催No.22-52
#9/5に当日用URLをご案内いたしました
#8/30に当日用教材を発送いたしました
【開催日】2022年9月7日(水) 10:00~17:00
【開催形態】オンライン開催(Zoomを利用予定)
※ミーティングIDとパスワードについてのご連絡は,開催3日前を予定しています.
1日前になっても届かない場合は,下記担当職員までご連絡ください.
【協賛(予定)】日本材料学会,日本金属学会,日本鉄鋼協会,自動車技術会,日本塑性加工学会,溶接学会,日本複合材料学会,日本航空宇宙学会,日本実験力学会
【趣旨】ねじ締結の問題は,最も古い機械要素の一つでありながら,未だに事故が後を絶ちません.最近でも,大型車のハブボルトの破損が問題となっています.一般に,大学の機械系学科では,ねじ締結について学ばないことはありません.一方,講義において,ねじ締結に十分な時間を割けないのも実状です.したがって,ねじ締結において,何が重要なパラメータで,どうすれば設計通りの強度を確保できるのか?については,十分に授業で教えられていないのも仕方ありません.本講習会では,材料力学の知識を基礎として,ねじ締結において重要なパラメータは何なのか?ねじのゆるみや疲労破壊による事故を防ぐためには,どのような対策が必要なのか?について,締付けの基礎からゆるみ,疲労の問題までを説明します.
【プログラム】
講師:芝浦工業大学 工学部 教授
博士(工学) 橋村 真治 氏
1.ねじとは
1.1 ボルトの機械的性質と強度区分
1.2 ねじが受ける力とモーメント
2.ねじの締付け
2.1 ボルトの適正締付け力
2.2 トルク法締付け
2.3 回転角法締付け
2.4 トルク勾配法締付け
2.5 締付け管理上の留意点
3.ねじのゆるみとその対策
3.1 戻り回転を伴わないゆるみ
3.2 戻り回転を伴うゆるみ
3.3 ゆるみの防止対策
4.ねじの疲労破壊とその対策
4.1 金属疲労の基本
4.2 ねじ単体の疲労強度
4.3 軸方向繰返し荷重を受けるねじ締結体の疲労
4.4 軸直角方向繰返し荷重を受けるねじ締結体の疲労
4.5 ねじ締結体の疲労設計と疲労破壊対策
5. まとめ及び技術相談
【定員】80名 申込み先着順により定員になり次第締め切ります.
【聴講料(いずれも税込)】正員・特別員10,000円,学生員・正員(学生員から正員への継続特典対象者)2,500円,会員外20,000円,一般学生5,000円.協賛団体会員の方も本会会員と同じ金額です.
【申込締切】入金完了まで
2022年8月22日(月)
※申込受付メールにお支払情報が記載されておりますので、入金締切日を必ずご確認下さい。申込時期により支払期限が異なります。
※原則として,決済後はキャンセルのお申し出がありましても返金できませんのでご注意願います.
※参加登録のシステム利用料として,上記聴講料とは別に220円(税込)をご負担いただきます.
※請求書の発行は,対応できかねますので,ご理解・ご協力の程,よろしくお願い申し上げます.
【注意事項】
※学生員から正員資格へ変更された方は,卒業後3年間,本会講習会への聴講は学生員価格にて参加が可能です.下記申込先フォームの会員資格は「正員(継続特典)」を選択し,卒業年と卒業された学校名を「通信欄」に記載ください.
※特別員の資格(会員扱い)で行事に参加される場合,聴講料は正員の価格となります.下記申込先フォームの会員資格は「特別員」を選択し,「会員番号」に「行事参加料割引コード」(xxxxxxx-xxxx)をご記入下さい.
※「特別員行事参加無料券」を利用される場合,聴講料は無料となります.予め「特別員行事参加無料券(原本)」をご用意の上,「特別員」としてお申込みください.「無料参加券を利用する」と「コンビニ決済」を選択して申込完了後,担当職員まで「自動返信メール」「行事参加無料券(原本)」をご郵送ください.
※協賛団体会員の方は「協賛団体一般」「協賛団体学生」を選択し,「通信欄」に協賛団体名をご記載ください.
【教材】教材のみの販売はありません. 当日用の配布資料はイベントペイにて登録いただいた住所宛てに発送いたします.
【申込方法】イベントペイより受付
イベントペイの導入についてに記載の注意事項を予めご一読の上,下記より1名ずつお申込みください.
https://eventpay.jp/event_info/?shop_code=6791237415745854&EventCode=5886970045
【担当職員】近藤/E-mail: m.kondo@jsme.or.jp