基礎セミナー「自動車の運動力学」
(6/27追記) 一部講義資料を差し替えました。
(6/23追記) 6/22にお申込みいただいた方に、メールで資料・ZoomURLなどをお送りしました。
(6/22追記) 6/21までにお申込みいただいた方に、メールで資料・ZoomURLなどをお送りしました。
(6/21追記) 申し込み締め切り日が6月22日(火)となっておりましたが、正しくは6月22日(水)です。
資料・Zoomのご案内は21日までにお申込みの方には22日、22日にお申込みいただいた方には23日にお送り致します。
(主催:日本機械学会 交通・物流部門)
〔協賛:自動車技術会,計測自動制御学会,システム制御情報学会〕
(日本機械学会 交通・物流部門 自動車技術委員会,自動車技術会車両運動性能部門委員会共同企画)
開催日・会場
行事No.22-39 2022年6月25日(土)
オンライン開催(Zoom利用)
定員90名 (状況により増員します)
趣旨
自動車の運動性能は,初心者や新入社員にとって,取りつき難い分野だと言われています.その理由の一つは,基礎となる運動力学の講義が行われている大学が少ないため,外国語学習にたとえれば,基本文法と基礎単語を習わずにいきなり会話,すなわち実務をしなければならないような状態のためであると思われます.本講習会は,大学で自動車の運動力学関連の講義を行っている教員が結集して,1日という限られた時間のなかで教授経験豊かな講師が運動力学の勘所をわかりやすく体系的に解説致します.
本講習会は2000年から東京で行われており,今年で22回目を迎えます.例年多数の方のご参加とご好評をいただき,すでにこの講習会を受講された方は3000名を超えるに至りました.また各講師が説明する章を毎年ローテーションしていますので,この講習会に参加したことがあるリピータの方にもご満足いただける内容になっていると存じます.
卒論,修論で自動車運動関係のテーマを研究する学生の方,自動車関係の会社で運動性能,シャシー関連の設計,開発,試験,研究を行っておられる企業の方,制御対象,解析対象として新たに自動車運動を考えているなど他分野の大学院生,研究者の方で自動車の運動力学に興味をもっている方などを主な受講対象としています.講義の前提になる知識は,大学理工系の初年度で習う数学と力学,大学機械系専門科目で習う振動工学,制御工学の基礎的な個所程度です.
なお,日本機械学会の交通・物流部門HPに本セミナーの情報をのせてありますので,ご参照下さい.
https://www.jsme.or.jp/tldnew/event/seminar/vd_seminar
内容
司会 椎葉 太一(明治大学)
9:50- 10:00 開会挨拶 ポンサトーンラクシンチャラーンサク(東京農工大学)
10:00-11:00 タイヤ力 金子 哲也(大阪産業大学)
11:05-11:55 運動方程式 山門 誠(神奈川工科大学)
11:55-13:00 昼休み
司会 金子 哲也(大阪産業大学)
13:00-14:15 運動性能 小竹 元基(東京大学)
14:20-15:10 サスペンションとロール運動 関根 太郎(日本大学)
15:10-15:25 Coffee Break
司会 山門 誠(神奈川工科大学)
15:25-16:15 振動・乗り心地 椎葉 太一(明治大学)
16:20-17:10 ドライバモデル ポンサトーンラクシンチャラーンサク(東京農工大学)
17:10-17:15 閉会挨拶 小竹 元基(東京大学)