講習会 圧電アクチュエータのすべて
【協賛】
計測自動制御学会,精密工学会,日本設計工学会,日本ロボット学会
【趣旨】
今から約130年前にP.キュリーとJ.キュリーによって発見された圧電効果は,その後の圧電セラミックスの開発によって圧電アクチュエータとして結実しています.同アクチュエータは,積層型やバイモルフ型として直接用いられるだけでなく,超音波モータの基本要素として用いられ,その用途は情報機器,メカトロニクス機器,ロボットなどへと広がっており,今後も発展が期待されています.本講習会では,圧電アクチュエータを含む新アクチュエータの動向について俯瞰した後に,圧電アクチュエータの原理や制御方式の基礎から,変位拡大機構,弾性表面波モータ,繊毛アクチュエータなど応用について第一線で携わっている講師の方々に、わかりやすく講義をしていただきます.本講習会を通して,新たな機器や駆動システムの設計・開発を目指す技術者,研究者および学生の皆様にとってきわめて有用な知見が得られるものと確信します.奮ってご参加下さい.なお,本講習会の参考書籍として「アクチュエータ研究の最前線」を会場にて特別価格で販売する予定です.
【題目・講師】
9.00 受付開始
9.30-10.20 「新アクチュエータの動向」 樋口 俊郎(東京大学)
10.30-11.20 「変位拡大機構」 矢野 健/徐 世傑((有)メカノトランスフォーマ)
11.30-12.20 「弾性表面波モータ」 黒澤 実(東京工業大学)
(昼休み)
13.30-14.20 「マイクロ繊毛アクチュエータ群」 岩附 信行(東京工業大学)
14.30-15.20 「圧電アクチュエータの基礎」 古谷 克司(豊田工業大学)
15.30-16.20 アクチュエータの実演・総合討論
【定員】
40名,申込み先着順により定員になり次第締め切ります.
【教材】
教材のみご希望の方には,1冊につき会員2 000円,会員外3 000円にて頒布いたしますので,代金を添えてお申し込み下さい.講習会終了後発送いたします.なお,本講習会終了後は教材を販売いたしません.入手ご希望の方は本行事にご参加いただくか,または上記と同様の方法にて開催前に事前予約申込みをお願いいたします.
【申込方法】
本会ホームページ http.//www.jsme.or.jp/kousyu2.htm よりお申し込みの上,聴講料をご送金下さい.FAXによるお申し込みの場合には http.//www.jsme.or.jp/gyosan0.htm に掲載の行事申込書に必要事項を記入し,FAX〔03-4335-7617〕までお送り下さい.