高精度・高効率な金属造形を実現するマルチビーム式LMD法
企 画 北陸信越支部
開催日 2020年11月17日(火)16:30~17:30
会 場 Zoomによるオンライン開催
講 師 佐藤 雄二(大阪大学 接合科学研究所 准教授)
概 要
レーザ金属積層造形法(Laser Metal Deposition :LMD)法は, 金属3Dプリンタ技術の1つで,熱源にレーザを用いて金属粉末やワイヤを溶融・凝固して1層の皮膜を形成し, これを繰り返し積み上げて立体形状を造形する手法である.切削加工や鋳造加工では実現できなかった形状を作製できるため,積層造形だけでなく,金型補修や肉盛溶接など幅広く応用展開が進められている.しかし,従来のLMD法では,ファイバーレーザやディスクレーザなど大出力のレーザを用いて基板表面に溶融池を形成し, そこに材料を供給して造形するため熱ひずみや熱影響層が顕著に現れ,品質の高い皮膜の形成は難しかった. そこで我々は,熱歪みが少なく微細な皮膜を形成可能なマルチビーム式LMD法を開発した. 本講演では,開発したマルチビーム式LMD法について詳述するとともに,純銅の3次元造形など最新の研究成果を紹介する.
申込締切 2020年11月13日(金)
参加登録費 無料(ただし,事前申込が必要)
参加申込 氏名,所属,メールアドレスを,下記の申込先メールへお送りください.登録されたメールアドレスに,講演会配信用アドレスをお送りします.
注意事項
講演会の録画,録音および画面キャプチャは禁止します.講演資料は配付いたしません.
問合せ・申込先 長岡技術科学大学 機械創造工学専攻 宮下幸雄
E-mail:miyayuki@mech.nagaokaut.ac.jp 電話0258(47)9704