次世代診断治療支援のための血流シミュレーション ~実践編~
2019年9月22日 | バイオエンジニアリング部門講習会主催No.19-78
企画 バイオエンジニアリング部門
協賛 日本循環器学会,日本脳神経血管内治療学会,日本放射線技術学会
開催日 2019年9月22日(日) 9:00~17:00
趣旨 数値流体計算による血流解析は広まってきたものの,実際,諸問題においてそれを利用していこうとすると,なかなか難しい.特に,医用画像からの血管形状構築,パラメータ決定,境界条件設定などは,操作者の裁量で決めなければならず,標準手法を知らずに行うことは困難である.本講習会では,実習で血流シミュレーションを実践することで,基礎理論編で学修した知識を再確認するとともに,標準的な方法について学ぶ.
題目・講師
※本講習会はすべてのプログラムが実習形式で,持参頂いたPCを使用します.
9:00~10:30/1.血流シミュレーションにおける血管形状の構築
早稲田大学 主任研究員 八木高伸
10:40~12:10/2.血流シミュレーションの実践方法と可視化
名古屋工業大学 教授 中村匡徳
13:00~14:30/3.計算条件に対する解の依存性
名古屋工業大学 教授 中村匡徳
14:40~15:40/4.血管内治療のシミュレーション:デバイスの評価
早稲田大学 主任研究員 八木高伸
16:00~17:00/5.血管バイパス術のシミュレーション
名古屋工業大学 教授 中村匡徳
実習補助要員 名古屋工業大学 早川賢治
名古屋工業大学 山田智裕
定員 30名(申込み先着順,定員になり次第締め切ります)
教材 参加者には教材として資料を講習会当日に配布致します.資料のみの販売は致しません.
注意事項(お申込みの前に必ずご確認下さい!)
本講習会では,血管形状構築から血流シミュレーションまでを実習形式で行います.
講習会受講者は,事前に通告するソフトウェアをインストールした上で,当日,Windowsのノートパソコン(64 bit)をご持参ください.推奨環境は以下の通りです.
対応OS Windows 10,Windows 8.1,Windows 7
メモリ 8GB以上
ハードディスク 空き容量10GB以上
推奨環境にあっても,PCによっては十分な性能を発揮できず,シミュレーションを実行出来ない場合があります.その場合は,講師が実演する様子を見学頂くことになりますので,お申し込みの際には予めご了承下さい.