バイオロボティクス研究会講演会「脳活動及び身体機能の相互理解とロボティクス・リハビリテーションへの応用」
2019年3月25日 | ロボティクス・メカトロニクス部門特別講演会主催No.19-27
開催日:2019年3月25日(月)14:00~18:30
主催:日本機械学会ロボティクス・メカトロニクス部門 バイオロボティクス研究会
共催:関西学院大学「私立大学戦略的研究基盤形成 支援事業」採択プロジェクト
「歩行における脳活動と筋活動の相関に基づく新しい健康維持促進とリハビリテーション技術の創生」
講師(敬称略)
○特別講演 14:00~16:00
細田 耕(大阪大学基礎工学研究科システム創成専攻)
「筋骨格ロボットを用いた身体的知能の構成論的理解」
われわれが生み出す知的な振る舞いには,筋骨格の構造が大きな影響を与えていますが,人間の観察だけではその影響をはっきり
させることが困難です.本講演では,このような身体知能をロボットによって構成的に調べる方法についてお話しします.
長谷 公隆(関西医科大学リハビリテーション医学講座)
「片麻痺歩行のリハビリテーション戦略」
片麻痺歩行再建の成否は、麻痺肢の機能回復を誘導する感覚情報を患者に処理させることができたか否かで決定的する。
本講演では、歩行課題を提供するロボットに求められる役割について、運動学習理論に基づいて考察を加える。
○プロジェクトの中間報告会/関西学院大学バイオロボティクスセンター
嵯峨宣彦,中後大輔,工藤 卓,田中靖人 16:15~18:15
脳科学,人間支援,リハビリテーションなどシステム応用した研究成果を中心に,取り組んだ研究プロジェクトの最終報告を行います.