国際規格に基づく機械安全設計のポイント ― 機械,電気及び機能安全
2019年1月31日 | 産業・化学機械と安全部門講習会主催No.18-168
協賛(予定)
安全工学会,安全工学研究所,エンジニアリング協会,化学工学会,軟包装衛生協議会,
日本機械工業連合会,日本鍛圧機械工業会,日本金属プレス工業協会,日本高圧力技術協会,
日本工作機械工業会,日本食品機械工業会,日本信頼性学会,日本製パン製菓機械工業会,
日本非破壊検査協会,日本プラントメンテナンス協会,日本包装技術協会,農業食料工学会,
腐食防食学会中央労働災害防止協会,日本電気制御機器工業会,安全技術応用研究会
開催日:2019年1月31日(木)10:00~16:30
主旨: リスクアセスメントを実施し、リスクを受け入れ可能なレベルに低減させた機械を設計・製造することは機械メーカーの
責務である。このために機械安全の安全要求の標準化がISO,IECを中心に進められており、わが国でも日本工業規格(JIS)として発行されている。
機械メーカーは仕向け地で使用されている、機械安全の標準に従って機械を設計する必要があるが、国際標準の内容の理解・解釈に時間を要する、仕向け地で受け入れられるのか心配であるなどの声が機械メーカーから寄せられている。
当講習会では、機械安全設計を実施する際に問題となる点を、国際標準を用いた評価実務者により事例を交えて解説を行う。
司会:東レエンジニアリング株式会社 谷口 満彦
演題:
1.機械安全・機能安全規格の最新動向と機械エンジニアのための機能安全事例 | |||
午前開演 | 10:00~10:05 | ||
1) 安全規格動向
機械安全・機能安全の最新動向 |
機械安全の国際規格エキスパートによる機械設計に関連する機械安全・制御安全・機能安全の最近の動向について分かり易く解説する。 | 10:05~10:55
テュフラインランド杉田 吉広 |
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2)機械エンジニアのための機能安全入門 | 欧州機械指令ではパフォーマンスレベル(PL)の表示が2012年から義務付けされ、機能安全の理解無しにはPLへの対応が難しくなっている。CEマーキングを始めとする国際安全規格対応の要点を解説し、午後の講習「第三者評価の実務例」の導入編として最適な内容となっている。 | 11:00~11:50
富士電機 戸枝 毅 |
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2.機械安全設計のポイント | |||
午後開演 | 13:00~13:05 | ||
1)ケース1:
機械安全 |
国際規格に基づく機械安全設計のポイントについて
欧州機械指令の概要と,機械安全の設計原則の国際規格をもとにした機械安全設計の進め方について設計事例を交えながら、ご説明いたします。 |
13:05~14:00
機械安全実践技術促進会 畑 幸男 |
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休憩 | 14:00-14:10 | ||
2)ケース2:
機能安全 |
現状分析として、機能安全を導入する機械メーカ、製造販売するコンポーネント・メーカ、それぞれの導入形態について機械指令・整合規格を題材に理解する。2005年以降のIEC/EN 60204-1の変遷から始まった機能安全の積極導入とその背景について説明する。 | 14:10~15:05
テュフズード ジャパン 松前 貴志 |
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休憩 | 15:05-15:15 | ||
3)ケース3:
電気安全 |
国内で使用実績のある電気・電子機器が初めてのCEマーク対応または国外出荷対応時の設計者のための指針を紹介します。実際の事例を照会しながら国外向けで安全に関わる電気・電子設計コンセプトを解説します。 | 15:15~16:10
テュフラインランド フエンテス・アドリヤン |
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質疑応答及びディスカッション | 16:10~16:30 |
※事情により演題が変更となる場合もございます。予めご了承下さい。
定員:80名(定員になり次第締め切ります)