熱工学コンファレンス2018 「熱工学ワークショップ」
[本行事は定員に達したため、お申込みの受付を終了しております]
開催日
2018年10月20日(土)
企画
熱工学部門
趣旨
熱工学コンファレンス2016より、産業界を中心とした講師に熱工学に係る技術上の諸課題や熱工学分野の専門家への期待を「熱マネジメント」をキーワードにレクチャー頂く「熱工学ワークショップ」を実施しております。熱工学コンファレンス2018においても開催いたします。この分野の専門家とのディスカッション、交流を持っていただくことで、関係者の今後の研究・開発活動の深化・拡大の萌芽となることを目指します。
「熱マネジメント」には産業・社会上の様々な対象、例として
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- 製鉄所の高温スラブからの熱ふく射損失の低減
- 始動時から定常運転におけるエンジン回りの放熱制御(サーモクロミック材料による熱伝導制御等)
- 冬季にエンジン始動とともに暖かいと感ずる室内への熱マネジメント
- シリンダーライナーを真円に近づけるための水冷方法
- 集積回路の高密度化に伴う冷却と発熱低減(ヒートパイプの限界等)
- パワーデバイスの進展と熱マネジメント
- 小型電子機器における熱拡散と空冷技術
- エクセルギー効率を考え直し始めたメーカー
など多種多様なものが挙げられます。技術上の課題、あるいは諸分野の研究・開発の進展によるその解決・発展の萌芽の次のステップとして、熱工学分野に期待するところを共有いただき、ご一緒に考えていく場となることを期待しています。
なお、このワークショップは、熱工学コンファレンスと並行して20日(土)のお昼の時間帯を利用してランチョンセミナー形式で開催されます。
【スケジュール】
10月20日(土)12:15~14:15 「産業界で求められる伝熱研究」
- 12:15~ 「次世代ヒートパイプに求められる課題!」
望月 正孝 氏(ザ・ヒートパイプス)
- 12:45~「車載ライトシステムの熱を含んだLED詳細モデルTer.1,2に要求される光,熱1D,回路によるマルチドメイン検証」
瀧澤 登(ローム株式会社)
- 13:15~ 「バイナリ発電と熱マネジメント」
三好 一雄 氏(IHI)
- 13:45~ パネルディスカッション