混相流入門:実験・数値計算の基礎から実例まで
【企 画】日本機械学会 流体工学部門
【協 賛】日本計算工学会,日本気象学会,日本航空宇宙学会,日本シミュレーション学会,日本流体力学会,可視化情報学会,自動車技術会,ターボ機械協会,日本ガスタービン学会,日本計算工学会,日本混相流学会,土木学会,化学工学会,日本原子力学会,日本森林学会
【開催日】2018年12月25日(火)
【会 場】一般社団法人 日本機械学会 第1・2会議室
〒162-0814 東京都新宿区新小川町4番1号 KDX飯田橋スクエア2階
〔JR総武線「信濃町駅」駅前(徒歩1分)[JR信濃町駅は総武線のみ停車],都営大江戸線「国立競技場駅」(徒歩6分)〕
会場までのアクセス:https://www.jsme.or.jp/about/about-jsme/access/
【趣 旨】
混相流れは,自動車や原子力プラントをはじめとする機械・化学・航空・土木・船舶・建築などの工学分野,さらに血管内流れなど医学・生物学・農学分野などで幅広く見られる現象です.しかし混相流現象は,界面流れなど分子レベルの現象に起因する流動や,乱流と粒子の相互干渉,相変化などが複雑に絡みあっているものが多く,現象の解析・理解・制御は簡単でないのが実情です.これまで本会に対して,混相流れを素早く理解するための入門講座を開設してほしいという声が,企業や大学の研究現場の方々を中心に寄せられてきました.そこで本年度より本講座を企画するに至りました.混相流の実験・数値計算の基礎から最先端の実例まで網羅し,その基礎を踏まえた上で,解析・応用上の注意点などが理解できるよう設計されています.業務や研究で混相流を対象とされている社会人・大学生の方,混相流れについて系統的に学ぶ機会を必要とされている方に最適の入門講座です.
《プログラム》
9:20~ 9:30 挨拶・諸説明 田川 義之(東京農工大学)
9:30~11:00 ファインバブルテクノロジーの基礎と各種工業での応用 / 寺坂 宏一(慶應義塾大学)
11:00~11:00 休憩
11:10~12:40 粒子混相流の数値計算 / 竹内 伸太郎(大阪大学)
12:40~13:40 昼休み
13:40~15:10 PIV・LIFによる流体の速度・温度計測と混相流への応用 / 榊原潤(明治大学)
15:10~15:20 休憩
15:20~16:50 沸騰流の数値解析 / 福多将人(株式会社東 芝 )
16:50~17:00 挨拶
なお,本講習会は講習会参加者に限って,教材の電子ファイルを提供いたします.(講師が了承した場合に限る)奮ってご参加ください.
【定 員】
60名.申込み先着順により定員になり次第締め切ります.