アクチュエータシステムの基礎と応用 -モーションコントロールから生体・情報・感情制御への展開-
(機素潤滑設計部門 企画)
[協賛(予定)日本AEM学会,計測自動制御学会,精密工学会,日本設計工学会,日本ロボット学会,日本フルードパワーシステム学会,自動車技術会]
開催日 2018年11月26日(月)
趣 旨
産業機械、輸送機械から福祉機器にいたる我々のまわりの産業で活躍する機械では、多数存在する可動部に対して大小様々な
アクチュエータが使用されています。特殊な装置・機器になると、その特殊性に合わせて既存のアクチュエータに代わって新しい
原理のアクチュエータが要求されています。装置・機器開発の成否は、使用されるアクチュエータにかかっているといって過言では
ありません。
本講習会では、アクチュエータの原理として使用される圧電、電磁、超音波の基礎を学んだ後に,それらの応用について最新の話題
を提供します。すなわち、精密なモーションコントロール、球面モータ、細胞培養、触覚刺激による感情制御、生体に学ぶ新しい
環境適応制御などを取り上げます。以上の分野の第一線で活躍する講師がわかりやすく解説します。新たな機器や駆動システムの
設計・開発を目指す技術者、研究者、学生の皆様には、アクチュエータシステムの基礎から最先端の情報まで全て学ぶことができ
るまたとない機会となります。奮ってご参加下さい。
題目・講師
8.45 受付開始
9.00-10.20 「圧電アクチュエータの基礎と応用機構」古谷 克司(豊田工大)
(休憩)
10.30-11.50 「電磁アクチュエータの基礎と将来展望」矢野 智昭(JAXA)
13.00-14.00 「超音波アクチュエーション技術の細胞培養への応用」竹村研治郎(慶応大)
14.00-15.00 「触譜をもちいた触覚刺激による感情・感覚応答制御」鈴木 泰博(名大)
(休憩)
15.10-16.10 「アクチュエーションにより知る環境情報」下田 真吾(理化学研究所)
16.10-17:10 「錯覚のアクチュエーション」大岡 昌博(名大)
定 員 40名、申込み先着順により定員になり次第締め切ります。