「交通・物流機械の自動運転2018」自動運転技術の法律や経済、安全性など社会生活に与える影響
主催:日本機械学会 交通・物流部門
協賛:計測自動制御学会,自動車技術会,システム制御情報学会,精密工学会,電気学会,電子情報通信学会,日本工学会,
日本シミュレーション学会,日本知能情報ファジィ学会,日本フルードパワーシステム学会
日時:2018年10月26日(金) 10:00-17:40
趣旨:
近年における電子技術の急速な発展により、航空機や船舶、鉄道車両等、様々な輸送機械での自動運転の実用化が進展しつつある。
自動車は、これらに比べ、歩行者や自転車等といった、道路上の混合交通のため、自動運転が難しいとされるが、人工知能AI等の
技術進歩により、実用化が現実味を帯びてきている。
しかしながら、ウーバー社による自動運転車による歩行者死亡事故も既に発生しており、自動運転については、より一層の安全な
運用や法律の整備が必要であり、さらには、社会受容性、倫理的側面、経済的側面等、様な視点から考えることが重要である。
このような背景から、日本機械学会では、2015年度に部門協議会直属の「自動運転に関する分野横断型分科会」を発足させ、活動
に取り組んできました。
本講習会は、その成果の会員および社会への還元の一環として、交通・物流部門が主催して実施するものです。
今回の講習会では、自動運転技術の社会への影響や、ユニークな自動運転技術、安全性と自動運転の係わり、事故発生時における
法的な視点からみた問題点等について、各分野の専門家に講演をお願いしました。
昨今、自動運転に関する講習会は、多く開催されていますが、多角的な分野を交えた観点から自動運転技術を聴講できる機会は、
本講習会以外では滅多にありません。皆様、是非共、お誘いあわせの上、ご参加ください。
題目・講師
10:00-10:10
日本機械学会「自動運転に関する分野横断型分科会」委員長挨拶
10:10-11:00
1.自動運転によって社会はどう変わるか? (仮題)
高田博(東京理科大学)
11:00-11:50
2.自動運転におけるヒューマンファクター的課題
稲垣敏之(筑波大学)
13:00-13:50
3.自動車アセスメント事業と自動運転
宇治橋貞幸(日本文理大学・国土交通省自動車アセスメント検討会座長)
13:50-14:40
4.鉱山オペレーションの最適化と無人ダンプシステム(仮題)
森山 雅之(コマツ 専務執行役員)
15:00-15:50
5.遠隔操船型自律航行船(仮題)
清水悦郎(東京海洋大学)
15:50-16:40
6.法工学の視点からみた自動運転の事故(仮題)
近藤惠嗣(福田・近藤法律事務所)
16:40-17:30
7.社会学経済学からみた自動運転社会(仮題)
藤本隆宏(東京大学大学院 経済学研究科)
17:30-17:40
8.日本機械学会「自動運転に関する分野横断型分科会」幹事挨拶
定 員 50名
教 材
教材のみご希望の場合の方,または聴講者で教材を余分にご希望の方は.1冊につき会員2,500円,会員外4,000円で頒布いたします
ので,開催前に予約申込み下さい.講習会終了後に発送いたします.下記URLよりお申し込み下さい.
https://www2.jsme.or.jp/fw/index.php?action=kousyu_index&gyojino=18-100