難削材加工の基礎から実践まで-航空機産業を支える生産技術-
2018年1月30日 | 生産加工・工作機械部門講習会主催No.17-157
〔協賛(予定):型技術協会,精密工学会,電気加工学会,日本機械工具工業会,ダイヤモンド工業協会,砥粒加工学会, 日本金型工 業会,日本工作機械工業会,日本工作機械輸入協会,日本工作機器工業会,自動車技術会, 日本塑性加工学会,日刊工業新聞社,日本工業出版社〕
◆開催日◆2018年1月30日(火) 10:00〜18:20
◆趣 旨◆
難削材の加工は,航空機産業においてもエンジン性能の向上や機体の軽量化にむけて精力的な取り組みがなされており,今後とも発展が期待されています.本講習会ではまず,東京電機大学の松村先生から難削材加工の基礎と技術動向に関する御講演をいただいたあと,航空機部品メーカーから実際の航空機製造における難削材加工の取り組みについて御紹介いただきます.続いて,工作機械メーカーから航空機用難削材加工を担う最先端の工作機械の動向と最新機能について御紹介いただきます.さらに,実際の難削材加工においてきわめて影響の大きい工具および把持システムについての現状と最新の開発動向について御講演をいただきます.また,講習会の最後には,講師陣を囲んで技術質問会を予定しております.本講習会は難削材加工の基礎から応用まで,もう一度学ぶ機会となる極めて有益な講習会になると確信して,多くの研究者,技術者のご参加をお待ちしております.奮ってご参加下さい.
司 会 鈴木 康彦(ヤマザキ マザック(株)),寺本 孝司(室蘭工業大学)
◆題目・講師◆
10:00~ 10:05 開会挨拶
第一部 航空機産業における難削材加工の現状
- 10:05~10:55 航空機産業における難削材加工技術 東京電機大学 松村 隆
- 10:55~11:35 航空機エンジン部品における難削材加工の現状と取組み (株)IHI 佐々木 渉
- 11:35~12:15 航空機構造部品における難削材加工の現状と取組み事例 川崎重工業(株) 財津 匡克
12:15~13:15 昼 食
第二部 航空機用難削材加工を担う工作機械
- 13:15~13:55 航空機関連難削材部品向け加工機の現状と開発事例の紹介 (株)牧野フライス製作所 宮﨑 正明
- 13:55~14:35 難削材料加工におけるハイブリッド複合加工機の活用事例 ヤマザキ マザック(株) 大内 誠悟
14:35~14:50 休 憩
第三部 難削材加工を支える周辺技術
- 14:50~15:30 CFRP切削加工用工具の現状と事例 オーエスジー(株) 辻村 桂司
- 15:30~16:10 難削金属材料の切削工具の現状と事例 サンドビック(株) 河田 洋一
- 16:10~16:50 治具構築のポイントと事例紹介 (株)ナベヤ 鷲見 鉄男
- 17:20~18:20 技術質問会(講師への技術相談などを行う場としてぜひご活用下さい.)
◆教 材◆
教材のみのご希望の方,また聴講者で教材を余分にご希望の方は1冊につき会員2,000円,会員外3,000円で頒布いたしますので,
開催前に代金を添えて予約申込みをして下さい.講習会終了後発送いたします.
◆定 員◆ 60名 申込先着順により定員になり次第締切ります.