科学英語の書き方とプレゼンテーション
開催日時:2017年 10月 20日(金) 10:00 ~ 17:00
共催団体:精密工学会北陸信越支部
趣 旨:
情報化・国際化が進む現在,大学のみならずグローバルな技術競争が進展している企業でも,英語による国内外の学会発表や
技術講演の機会が増えており,技術者にとって科学英語の表現能力向上がますます必要となっています.
このため北陸信越支部では英語講習会を開催いたします.
スケジュール:
10:00~12:00 (120分)
「科学講演における効果的な英文表現(講演英語/質疑日本語可)」
名古屋大学 教授 エドワード・T・ヘイグ
英語で効果的な科学技術の講演を行う時の実際の表現をストーリ的に紹介します.(今年7月に行われた)第131回講習会では,
講演に臨むときの「心構え」を中心にして解説しましたが,ここではより実践的なテクニックに焦点をあてて講演します.
Title / Outline/Modeling /Theory / Theoretical results / Experimental Setup / Experimental results / Conclusions / Acknowledgement と進むスライドを用いて,適切で役に立つ,様々な表現を紹介します.
これらのスライドは,聴講者が初めて国際会議で講演するとき,中身を自分用に置き換えていけば,最低限の英語表現が完成できる
ようになっています.
12:00~13:30 昼休み
13:30~15:00 (90分)
「E-mailによる効果的なコミュニケーション(講演質疑とも英語)」
椙山女学園大学 准教授 スティーブン・E・クアシャ
理系の学生,技術者がEmail作成において最低限知っておくべきことを紹介します.論文を投稿,あるいは学会など行事に参加しようとする際のやりとりを事例として,Emailにより連絡するときの注意点を解説します.また,Emailを毎日,何百通と受け取るような忙しい人にもすぐに内容を理解してもらうには,簡潔かつ単純な英文を書くことが必須ですが,そのためのテクニック,ルール・エチケットについても説明します.
15:00~15:30 休憩
15:30~17:00 (90分)
「講演スライドの作り方 (講演質疑とも日本語)」
名古屋大学 特任教授 石田 幸男
学会で講演発表をするとき,ほとんどの場合Power Point を使います.このスライドの目的は,講演者が聴衆に語り掛け,研究内容の最も重要なポイントをその場で理解させるための補助に使うものです.あなたがスライドを一生懸命に作ればつくるほど,スライドは読みづらくなり,聴衆の耳は講演者の声から離れ,目はスライドの上を泳ぐ状態に陥ります.Simple is best ! この講演では,効果的なスライドを作るための基本的なルールについて解説します.
申込締切日:2017年10月6日(金)
定 員:40名
参加希望者多数の場合は申込締切日を繰り上げさせて頂く場合があります.お早めに申し込みください.
使用教材:
コロナ社 「<続>科学英語の書き方とプレゼンテーション―スライド・スピーチ・メールの実際―」,ISBN:978-4-339-07792-6
備 考:
電子メールアドレスは,携帯電話メールアドレスでのご登録はお控え下さい.
参加決定者には後日参加券をメール添付しお送りしますので,印刷したものを当日受付へご持参ください.昼食につきましては参加費に含まれておりません.昼の休憩時間を十分にとっておりますので,各自,会場周辺の食堂をご利用いただくか,弁当をご持参ください.
企画幹事:富山大学 笹木亮