おかげさまで第21回「流れの夢コンテスト」は無事終了しました


 これまで新型コロナ感染症の影響やAJK国際会議の開催のため,第17回(2019年)以来5年ぶりの流体工学部門講演会期間中の同じ会場での「流れの夢コンテスト」開催になりました.会場は,交通アクセスが大変便利な長岡駅前のシティホールプラザ「アオーレ長岡」で,長岡市民の皆様にも見て頂けるように,長岡駅から街中に抜ける通路となる広場「ナカドマ」での展示としました.大変多くの方々にご覧いただき,感謝申し上げます.
 今年は6チームの参加があり,プレゼンテーションでは,作品が「SDGs」とどのように関連するか,各チームのアイデアを,実演を交えて発表して頂きました.審査員が各ブースを回りながら7分間のプレゼンテーションの後,いろいろな質問に対して丁寧に各チームが答えるといった形式で実施されました.当日は,今年初めての寒波襲来で午前中10℃以下の気温にもかかわらず,作品に対する熱いアピールポイントが十分に伝わったのではないかと思っています.
 審査は,流体工学部門広報委員の先生方5名で行って頂き,「最優秀賞」「優秀賞」「一樹賞」「SDGSs賞」を決定しました.さらに,「一般表彰」と言うことで,市民や講演会参加者に赤いシールを渡して,最も良いチームに投票いただき順位を決め,実行委員会からお菓子の詰め合わせを差し上げました.受賞されたチームは以下のとおりです.参加された学生みなさまの今後,益々のご活躍を願っています.

実行委員長 木綿隆弘(金沢大学)


第21回「流れの夢コンテスト」審査結果



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「最優秀賞」
チーム名:明流星
代表者名:土方翔真(明星大学)
作品名:癒しのmoment
「優秀賞」
チーム名:NU S-Lab
代表者名:山田友衣(日本大学)
作品名:Densi沈
「一樹賞」
チーム名:金沢大学流体工学研究室
代表者名:松嶋太郎(金沢大学)
作品名:太陽水 〜この水の力でみんな元気に〜
「SDGSs賞」
チーム名:AC1EDE-E
代表者名:古川華衣(長岡工業高等専門学校)
作品名:豪雪地域の歩行者のために! 〜流水を利用して歩道を融雪〜

第21回「流れの夢コンテスト」開催概要

企 画: 一般社団法人日本機械学会 流体工学部門
開催日: 2024年11月19日(火)
会 場: シティホールプラザ アオーレ長岡,ナカドマ(新潟県長岡市大手通1-4-10)

趣 旨: 流体工学部門では,流体工学の新しい展開を図るため,技術者・研究者を目指す学生を対象として「流れの夢コンテスト」を2001年より実施しております.本コンテストは流れに関する知恵を駆使してテーマを達成するアイデアと技術力を競うもので,製作された作品(各種のコンセプトアート,動画,静止模型,可動装置など)とそのプレゼンテーションで審査します.作品の製作および作品発表にあたっては,製作費・交通費の一部を補助致します.優秀な作品には表彰状・副賞が授与されます.なお,当日展示の可動装置等に関しては,一般の方(年少者を含む)も見学されますので高温,高圧,高速回転,強い音や光,危険物質(火炎,煙,ミストを含む)の使用等の危険性のないように,十分ご注意ください.

第21回コンテストのテーマ:『流れの力でSDGs達成に貢献しよう』
2015年9月の国連サミットで提言された2030年までに持続可能でより良い世界を目指す国際目標であるSDGsの課題を,皆さんの流体力学の知識を駆使して解決し,持続可能な社会を実現しましょう.目指すべきゴールは17あります.その中のいずれでも構いませんので,目標達成に貢献するアイディアをお考えいただき,デモンストレーション用の機器を作成ください.多くの皆さんのご応募をお待ちしております.

更新情報・お知らせ

2024/12/12
第21回流れの夢コンテストの審査結果をUPしました.
2024/11/12
当日のプログラム・参加チーム情報をUPしました。
2024/10/23
本Webページを開設しました。