第17回「流れの夢コンテスト」は盛況となり無事に終了致しました
おかげさまで,豊橋で開催された第17回流れの夢コンテストは会場が狭くなるほど盛況となり終了致しました.今回の参加チームは8チームであり,高校生から大学院生までの幅広い層で構成されました.まず午前中のプレゼンの部では会場がホテルのとても広い部屋であり各参加チームの発表者がとても緊張する様子が見られましたが,独自のシチュエーションや動画を用いた工夫されたものでそれぞれ若々しい発表を見せてくれました.午後の展示の部では会場が奥まった場所であるにもかかわらず多くの来場があり,各チームの独創性の強い展示に見入られている様子がうかがえました.賛助企業の一つである(株)フジキンにも展示を行っていただき,展示の部を盛り上げていただきました.展示の部は90分の予定でしたが来場者が途切れなかったため,大幅に延長して開催しました.来場者や審査員の方々からはどれも興味深い展示であり評価が難しいとの感想をいただきました.特別講演の部では本コンテストのテーマに調和した楽器についてのご講演でフルートの実演もしていただき,まるでコンサートのような雰囲気が会場をつつみました.表彰式は流体工学部門講演会の表彰式とともに行われ,各参加チームの方々は最後まで緊張した様子であったと思います.審査にご協力いただいた流体工学部門の広報委員の方々,特別講演でのヤマハ(株)の有元慶太様,賛助いただいた企業の皆様,ご来場いただいた皆様,には大変お世話になりました.厚く御礼を申し上げます.
受賞グループは以下の通りです.受賞おめでとうございます!
賞/グループ名/タイトル
1.最優秀賞/チームラズベリー(東京理科大学)/Figure of Sounds
2.優秀賞/MEISEI INDUSTRIES(明星大学)/A little future story
3.一樹賞/カプリチョーソ(東洋大学)/water crap
参加/作品タイトル一覧はこちらです.
プレゼンの部
展示の部
特別講演の部
表彰式
第17回「流れの夢コンテスト」開催概要
企 画: 一般社団法人日本機械学会 流体工学部門
開催日: 2019年11月7日(木)
会 場: ホテルアソシア豊橋(愛知県豊橋市花田町西宿)
趣 旨: 流体工学部門では,流体工学の新しい展開を図るため、技術者・研究者を目指す学生を対象として「流れの夢コンテスト」を2001年より実施しており、今回で17回目となります。本コンテストは流れに関する知恵を駆使してテーマを達成するアイデアと技術力を競うもので、製作された作品とそのプレゼンテーションで審査します。作品の製作および作品発表にあたっては、製作費・交通費の一部を補助致します。優秀な作品には表彰状・副賞が授与されます。
第17回コンテストのテーマ:『流れの感触を表現しよう』
私たちの周りに存在する様々な流体は、様々な感触を持っている(かたい・やわらかい・ねばねばする、熱い・冷たい、高い音・低い音 など)。これらの感触を用いて人が感じる何か(心地よさ、または好奇心など)を表現し、ご応募ください。(例えば、笛吹きの音は流体の感触とします。)
特別講演:有元 慶太 氏 (ヤマハ株式会社 研究開発統括部)
講演題目『流れから生まれる楽器の音』